波長をカットしてくれる色付きメガネの効果

波長をカットしてくれる色付きメガネの効果|

オフィスワークに付き物なのが、パソコンの長時間操作が原因の眼の疲れ。近代ではコンピューターを用いた作業と縁を切ることは難しいため、日本で眼精疲労に悩まされている人は人口の約6割以上いるともいわれています。
さらに、それに付随する視力低下・眼痛・頭痛・肩こりなどに悩まされている人は8割を超える勢いです。 近年では、パソコンやスマートフォンのディスプレイから発せられるブルーライト(青色光=短波長)が眼に深刻な影響を与えるとして、ディスプレイから発せられる光のうちブルーライトの波長だけをカットするメガネが注目されています。

目次

ブルーライトをカットし眼の健康を守る

近代に入ってから、年を追うごとにディスプレイがどんどん身近な存在になっています。 近年は現代人の多くがスマートフォンを所有していることも影響して、一日の時間のほとんどは何らかのディスプレイを眺めて生活しているといっても過言ではありません。ディスプレイからはさまざまな光が発せられますが、その中で最もエネルギーが高いのがブルーライトです。網膜に達すると体内時計や眼の健康に悪影響を与えると懸念されています。
ブルーライトカットメガネは、ディスプレイの発するブルーライトから眼を保護するためのもので、いろいろなメーカーから多種多様なものが発売されています。 ブルーライトカットメガネには、レンズに色が付いているものと色がないものの二種類がありますが、今回は色付きタイプの選び方や注意点についてご紹介します。

レンズカラーによって特徴が異なる

◆グリーン系は比較的自然な見え方で高いブルーライトカット性能を持つ

グリーン系は比較的自然な見え方で高いブルーライトカット性能を持つ


色付きタイプのブルーライトカットメガネのレンズは、色無しのタイプの物に比べてブルーライトを約50%以上もカットするといわれており、色の付いたレンズが有害な光の波長を取り除きます。 しかしレンズ自体に色が付いているため、レンズ越しの風景にレンズの色が足され、イラストを描くなどの正確に色を把握する必要がある仕事には使いにくい場合があります。 グリーン系のカラーレンズの特徴は、光の中間波長帯を多く通過するという性質を持っているため、色変化が少なく自然でクリアな視界を得ることが可能です。 外界の風景をできる限りそのままの色合いで見たい方に向いているレンズです。

◆ピンク系はブルーライトのチラツキを防いで疲れ目回避

◆ピンク系はブルーライトのチラツキを防いで疲れ目回避


ブルーライトは他の波長の光と比べて、光の波が小さく細かい性質を持っています。そのため空中を舞っているチリやほこりなどによって光が散乱し、その結果として眼精疲労を誘発しやすいという特徴があります。 ピンク系のレンズの特徴は、ブルーライトの中でも特に散乱しやすい短波長域の光をカットすることに長けているため、ブルーライトによる眼の疲れを防ぐ力を強く持っています。
また、レンズ越しに見た風景に温かみのある色が足され、人間の肌の色を明るく見せて健康的に映す特徴も備えています。 ディスプレイを眺める時間が多い職業の方で、しっかりとブルーライト対策を行いたい方にオススメです。

◆ブラウン系はオシャレを楽しみながら、ブルーライト対策ができる

◆ブラウン系はオシャレを楽しみながら、ブルーライト対策ができる


一般的にメガネは、低下した視力を補い、見えないものをよく見えるようにする道具という認識ですが、目元につけるおしゃれアイテムとしての役割も担っており、医療器具とアクセサリーの中間をとったような道具です。 人によっては、視力を補正する必要はないけれど、メガネで目元を飾るために伊達メガネを掛けているという人も意外と多くいます。 ブラウン系のレンズは、そういったおしゃれな側面と非常に相性が良い特徴があります。 毎日のコーディネートを考える際、比較的どのようなものにも合わせやすく、目元の印象を柔らかく見せる性質も持っています。

◆グレー系は自然な視界を保ちつつブルーライトをカット

◆グレー系は自然な視界を保ちつつブルーライトをカット


最後にご紹介するのはサングラスのような薄い色合いのグレーのブルーライトカットレンズです。 グレー系レンズの特徴は、光の中間波長の帯域を均一にする性質を備えているところです。レンズ越しの風景の色合いが非常に自然で、クリアな視界を得られます。また、眩しさを抑える働きにより、ディスプレイの光を近い距離から見ても眼が疲れにくいという効果もあります。 メガネを掛けた時に目元が凛々しく洗練されたクールな印象になるため、ファッション性も兼ね備えています。

中間波長を均一にするタイプの色付きレンズの効果

◆不快な眩しさを抑える

ブルーライトカットメガネのレンズの中でも、グリーン系とグレー系の二つのレンズは光の中間波長を均一にする性質を持っています。その結果のひとつとして、ブルーライトに含まれる人間の眼に害を成す可能性がある波長が取り除かれます。光から人間が不快に感じる過度な眩しさがなくなり、見え方が快適になることや、眼精疲労の解消に効果があるとされています。

◆その他の色付きレンズに比べて色の変化が少ない

ブルーライトカットメガネの色付きタイプには、ピンクタイプやブラウンタイプなど非常にさまざまな種類がありますが、普通の透明なメガネのレンズで見た時よりもカラーレンズの色合いが反映されるため、レンズを通してみた景色の色が大きく変化する傾向があります。しかし、中間波長を均一にする性質を持つグリーンタイプやグレータイプのレンズは、比較的その影響が少ないとされています。 そのため色を正確に判断することが必要な作業でもほとんど影響をあたえず、映画やテレビなどの映像を見ている時でも快適に過ごすことが可能です。

◆普段よりもクリアで自然な視界を保つ


ブルーライトカットメガネで見た景色は普段よりもとてもクリアで自然な見え方が期待できます。旅先での美しい街並みや色とりどり豊かな自然などを楽しむ際も、ブルーライトカットメガネならばその美しさが際立って見えるでしょう。

色付きタイプと色無しタイプのブルーライトカットメガネの違い

色付きタイプと色無しタイプのブルーライトカットメガネの違い

今回はブルーライトカットメガネの色付きタイプについて、特徴や選び方などご紹介しました。その他にも色無しタイプがあり、それぞれ用途や目的に応じて向き不向きが存在しています。色無しタイプのレンズはとても明るく自然な見え方が期待できますが、ブルーライトカットの能力が色付きタイプに比べて低いというデメリットがあります。よく検討してどちらが自分に合っているかを確かめて選びましょう。

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