体に悪い影響があるの?ブルーライトと子供の関係| メガネスタイルマガジンOMG PRESS

体に悪い影響があるの?ブルーライトと子供の関係

体に悪い影響があるの?ブルーライトと子供の関係

大人だけではなく、子供たちの間でもパソコンやスマートフォンが普及し、テレビに加えて子供たちがブルーライトを浴びる機会は増加してきています。そこで、ブルーライトが子供たちに与える影響や視力低下との関係、子供用のブルーライトメガネの情報についてご紹介します。
 

目次

子供にまで迫りくる!?ブルーライトが体に及ぼす影響

電化製品やOA機器などからは電磁波が発生していますが、なかでも目に見える光を可視光線といいます。そして、光のエネルギーに関係する波長の長さが可視光線の中で最も短く青い色をしたものを「ブルーライト」といいます。

昨今、子供たちの間ではパソコンやスマートフォン、テレビなどを楽しむ時間が増加していて、ブルーライトの影響を受ける機会も増加しているといわれています。ブルーライトが人体に与える影響には、具体的に目の疲れやドライアイ、かすみ目、目の疲れから生じる腰痛や頭痛、肩こり、体内時計の乱れなどが挙げられます。特に、目には直接的な影響を与えるといわれています。これは、ブルーライトは強いエネルギーを持っているため、通常であれば紫外線のような強い光しか透過しない網膜にまでそのまま到達してしまうためです。

子供が目にブルーライトを浴びることは、大人に比べて特に悪影響があるというわけではありません。しかし、成長期の大切な時期に体にとって重要な生体リズムを作る体内時計が乱れてしまうと、成長を促す十分な睡眠をとることができなくなり、子供の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。また、比較的柔軟に対応する子供の目とはいえ、長時間ブルーライトを浴びて目を酷使させることは想像以上に目の負担になることもあります。子供の場合、気付かないうちに目のトラブルが悪化してしまう場合もありますので保護者による注意が必要です。
 

子供の視力が低下した!原因はブルーライト?

子供の視力が低下した!原因はブルーライト?

パソコンやスマートフォン、テレビなどの利用時間が長い子供の中には、視力が低下してしまったということもあるでしょう。しかし、科学的にはブルーライトにより視力が落ちるということはありません。視力とは、目によって物の形態を識別する力を表します。物の形態を識別するとき、人は物にあたって反射した光を見ています。カメラのピントを合わせるように水晶体を調整させて物を見ているのです。

視力低下はこのピントを合わせる動作が関わっていますので、網膜に影響を与えることで物が見えにくくなるブルーライトとは原因が異なります。しかし、直接的な原因はブルーライトではなかったとしても、目を酷使するという点では子供の視力の低下に影響を与えることになります。ブルーライトの強いエネルギーが網膜に到達し、目に傷をつけてしまったり、物を長く見ようとして目のピントを合わせる緊張から、通常は伸縮している目の筋肉を硬直させ続け固めてしまい、眼精疲労を引き起こしたりすることで、視力を落とす可能性もあるからです。
 

子供にも必要?いろいろある子供用ブルーライトメガネの選び方

用途に合わせてさまざまなデザインや機能を持つメガネは、大人だけではなく子供用としても多くの商品が販売されています。これから一生涯付き合っていく大切な子供の目を守るために、必要に応じて子供用メガネの購入を検討してあげるのも良いでしょう。

ブルーライト対策として人気の大人用メガネと同様に、子供用も販売されています。1,000円前後から購入できるお手頃な商品から、デザインにもこだわった高級志向の子供用メガネまでさまざまなものがあります。普段メガネを使用していない小さい子供の場合、装着当初は嫌がることもあるかもしれません。できれば、子供自身が試着してサイズが合っているか鼻にあたる部分や耳にかける部分に違和感はないかなどを試し、必要があればお店のスタッフに相談してみると良いでしょう。
 

子供の目は保護者が守ろう!ブルーライトメガネの購入検討を

ブルーライトメガネは、視力を低下させないようにブルーライトを完全に遮断させて目を守ることができるというような、明確な効果がある商品ではありません。しかし、大切な成長期の子供の体内時計を乱すなど、さまざまな悪影響を及ぼすブルーライトを少しでも目の奥へと透過させないようにするためにも、子供の将来を考慮して保護者が注意をし、購入を検討してあげるのも良いでしょう。

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