メガネの三城からウェアラブルデバイスに関するリリースが!スマートフォンからの情報をアンビエント(空気のよう)に伝達してくれるメガネ型情報端末「雰囲気メガネ」が誕生しました。
このウェアラブルデバイスは、スペイン・バルセロナで開催された世界最大のモバイル見本市「Mobile World Congress 2014」で発表されました。
スマートフォン連動型の「雰囲気メガネ」では、歩行中や打合せ、PCの作業時においてもフルカラーLEDライトの点滅と小型スピーカーからのサウンドによって、周囲に気付かれることなく電話の着信やメールの受信、スケジュールやタイマーなどのさまざまな情報を把握することができるようになっているそうです。
フレームに内蔵されたフルカラーLEDでレンズ全体が光ります。リチウムイオンバッテリーを内蔵していて、USB接続で充電が可能です。通常のメガネと同様に折り畳みもできます。専用アプリと通信して、ユーザーに必要な情報を光と音で伝えます。光と音の設定はスマホアプリからユーザー自身でカスタマイズできます。
スマホと連動したり、色々なセンサーが内蔵されていたりと、これまでに発表されてきたGoogle Glassなどのウェアラブルデバイスと似ている部分もありますが、レンズ部分をディスプレイにしていないのは雰囲気メガネ「FUN’IKI Ambient Glasses」の特徴です。
雰囲気メガネ「FUN’IKI Ambient Glasses」を開発したのは、岐阜県の会社「Matilde」と情報科学芸術大学院大学 (IAMAS])。
一般発売時期は未定となっています。メガネ業界の会社からもこうした発表が行われるようになってくると、またメガネのイメージが変わってくるかもしれませんね。