（Photo: miu miu 公式facebook）
「miu miu（ミュウミュウ）」の2014年秋冬コレクションは、床がポリ塩化ビニールで覆われ、足場が組み立てられた、まるで工事現場のようなセットの中で行われました。
（Photo: miu miu 公式facebook）
現実世界の無機質さにあえてフィーチャーしたコレクション、注目はクリア素材のコートやスカートです。クリア素材とハンドメイドニットのコーディネートという斬新なスタイルは、モノクロの広告ビジュアルでもその存在感を発揮しています。
また、豪華な刺繍ブロケード（絹紋織物の一種）が使われたワンピースやジャケットは、光沢感を出すことでラグジュアリーな雰囲気も醸し出しています。
ラグジュアリーな存在感の「ノワール」シリーズ
（Photo: miu miu 公式サイト）
そんな光沢使いが得意な「miu miu（ミュウミュウ）」は、サングラスでもグリッタータイプのものがたくさんあります。その代表作が、こちらの「ノワール」シリーズ。
ノワール、フランス語で「夜」。夜に映えるグリッタータイプのキャットアイサングラスは、フレームがキラキラと輝きを放って、ヴィンテージ感のあるとても華やかなタイプです。
2011年の第68回ヴェネツィア国際映画祭で、マドンナが着用していたことでも話題に。
『ウォリスとエドワード〜英国王冠をかけた恋〜』のプレミア上映に登場した、Madonna（マドンナ）。
この作品はマドンナの監督2作目で、イギリス国王エドワード8世とアメリカ人既婚女性ウォリス・シンプソンとのロマンス、いわゆる「王冠をかけた恋」を題材に、結婚生活に悩む現代女性の恋愛とリンクさせた意欲作です。
ヴェネツィア国際映画祭で初上映され、第84回アカデミー賞で衣裳デザイン賞にノミネートされた他、第69回ゴールデングローブ賞では作曲賞と主題歌賞にノミネートされ、見事、主題歌賞を受賞しました。
監督、脚本、製作、主題歌も担当したマドンナのこの作品への思いは、並々ならぬものが感じられます。当然、そのお披露目であるプレミア上映には気合いが入ったことでしょう。
注目を集める中、登場したマドンナは「Vionnet（ヴィオネ）」のベビーブルーに赤い蝶の刺繍が入ったドレスに、同じく「Vionnet（ヴィオネ）」の赤のプラットフォームサンダルを合わせて。真っ赤なリップに、さらにダメ押しの「miu miu（ミュウミュウ）」のレッドグリッターサングラス！という赤を効果的に使ったコーディネートでした。
老舗のブランド「Vionnet（ヴィオネ）」
「Vionnet（ヴィオネ）」は、バイアスカットの女王と呼ばれる20世紀初頭を代表するフランス人デザイナー、Madelaine Vionnet（マドレーヌ・ヴィオネ）が創業した老舗のブランド。現在のクリエイティブディレクターはカザフスタン出身のGoga Ashkenazi（ゴガ・アシュケナージ）です。
マドンナのコーディネートは、成熟した女性にふさわしい華やかさとたおやかさを感じさせると好評で、「ノワール」サングラスの人気に火がつきました。ミランダ・カーはイエローグリッターを愛用しているようです。
グリッタータイプの他にも、べっ甲カラーやマーブル模様のキャラメルブラウンクリスタル、トランスペアレントもあるので、気になった方はぜひ「miu miu 公式 e-store」をチェックしてみてください。
Oh My Glassesでは、miu miu（ミュウミュウ）をはじめ、多数のメガネやサングラスをご用意しています。お好きなフレーム5本まで試着可能で、お気に入りのフレームのみを購入できるシステムも好評です。ぜひあなたの運命の一本を探すお手伝いにご利用ください。
