ファッション業界全体にヴィンテージ回帰の兆しが見られる中、アイウェア業界も空前のヴィンテージ・クラシックブームです。
数年前には「ダサい」といわれていたデザインのメガネも、今ではオシャレなファッションアイテムになっています。
実はそんな中、ジワジワと再注目されているのが『ジャパンクラシック』。
いわゆる「おじいちゃんがかけていそうな」メガネです。
一部の若者には「ダサメガネ」と呼ばれることもあります。
ダサメガネというと聞こえが悪いですね。しかし実はそのタッキーで独特な雰囲気が、個性的でオシャレなファッションアイテムとして、再び注目されているのです。
今回のOMG PRESSでは、ジワジワと再ブレイクしているジャパンクラシックの魅力に迫ります。
ジャパンクラシックってなに?
主に福井県鯖江市を中心に作られるフレームです。重厚感のあるセル(プラスチック)フレームや、華奢で繊細なラインが魅力のメタル(金属)フレームが特徴です。
セルフレーム(プラスチック)
頑丈でなめらかなツヤが魅力のプラスチック「セルロイド」を材料に作られるフレームも、ジャパンクラシックの魅力の一つです。セルフレームは主に「セルロイド」「アセテート」と呼ばれるプラスチックから作られます。
一般的なメガネによく使われるアセテートに比べ、コシが強くて歪みが少なく、磨けばべっ甲のようになめらかなツヤが出るセルロイド。その強度から、加工が難しいとされるセルロイドですが、鯖江の熟練の職人は今でもセルロイドを使ったフレームを製作しています。
メタルフレーム(金属)
ステンレスやアルミニウムなどを材料にした様々な種類のメタルフレームがある中、鯖江が誇るのが「チタン」です。1981年に鯖江で世界で初めてのチタンフレームが開発されます。
軽くしなやかで丈夫、耐食性もあり、さらに金属アレルギーを起こしにくいことから、チタンはメガネに最適の素材と言われてきました。
作り手やブランドによって異なりますが、ジャパンクラシックは強いヴィンテージ感も魅力です。流行に左右されない古くからの伝統的なデザインは、かけると硬派な印象を与えます。
様々なジャパンクラシックフレーム
一言でジャパンクラシックと言っても、その形は様々です。ここではジャパンクラシックらしい、懐かしのデザインのフレームをご紹介します。
肉厚なウェリントン
顔の形を選びにくいウェリントンフレーム。ガッチリとしたセルロイド製の肉厚フレームは、黒縁になるとより強くツヤが出ます。存在感が強く、レトロで懐かしい印象です。
『サラリーマンの象徴』サーモント(ブロウ)
眉の印象を強調できるサーモントフレーム。かけるだけで精悍な顔つきを演出できるため、70年代にサラリーマンを中心に広く愛用されていました。ケンタッキーフライドチキンの創設者、カーネル・サンダースがかけていることでもお馴染みです。
文化人が愛したラウンド
北原白秋、平塚らいてうなど、様々な文化人が愛用した丸メガネ。知的で柔らかい雰囲気を演出できる一本です。最近ではその魅力からファッションに取り入れる人も増えています。
ワイルドなセミオート
70年代にプラスチックレンズが開発されてから、大きなレンズが使用可能になり、一気に世界的に大きなフレームが流行します。セミオートフレームもその一つ。かけるだけでちょっとワイルドな雰囲気に早変わりします。第84代首相「小渕恵三」が使用したことでも有名です。
若者もかけるほどの人気
最近ではそんな「おじいちゃんメガネ」をファッションアイテムとして取り入れる若者も増えています。
メタルセミオートを大胆に取り入れた、80年代リバイバルファッション。ファッション業界もヴィンテージブームのため、オールドファッションなフレームがぴったり馴染みます。
女性にもサーモントフレームはオススメ。メンズライクなファッションやビジネスのシーンにもぴったりです。
「こんなのどうかけたら良いの?」なメガネたち
ジャパンクラシックフレームの中には、普通のメガネとはデザインの異なる変わったフレームがあります。かけている人や店頭に並ぶ機会が少ない、少しレアなメガネ。
ここではそんな一風変わったメガネをご紹介します。
一山
100年近い歴史を持つ正真正銘のクラシックスタイル。通常ブリッジの内側にあるクリングスパッド(鼻当て)部分が一切ないデザインです。
クリングスパッドがあるフレームに比べて、鼻に跡が残りにくく、負担も少ないことから好んで使い続ける人もいます。
また、クリングスパッドが歪む心配もありません。レンズと目の距離を適切に保て、見え方に影響が少ないと考えられています。
通常のフレームに比べて、ややブリッジにインパクトがあり、顔の印象をより強く見せてくれます。
ブリッジキャップで高さを変更
一山はクリングスパッドがない分、目とレンズの距離が近くなります。通常、目とレンズの距離は12mmが適切とされています。しかし使用する際に、目とレンズの距離が近すぎたり、レンズにまつげが当たってしまう場合は、ブリッジキャップで調整することが可能です。
ブリッジキャップはメガネのブリッジ、鼻の当たる部分に取り付けるのが一般的です。
縄手メガネ
昭和天皇に献上されたことでも有名な縄手メガネ。テンプル(耳にかける)部分が、耳の形に沿うように曲がったメガネです。
元々は乗馬の際にズレたり落ちたりすることを防ぐ目的で作られたフレーム。耳にしっかり巻きつくので、他のメガネに比べても強いフィット感があります。
しかし縄手メガネの製作は、他のメガネに比べて難しいとされ、全国的に店頭に並ぶ数も少なくなっていると言われています。
かけるのが難しい?縄手メガネ
そのユニークな形から、どうかけたら良いのかわからないという人も多い縄手メガネ。
しかしかけ方をマスターすれば、意外に簡単にかけられるようになります。
①テンプルの先の巻いた部分を両耳にかける
②通常のメガネをかけるように、ブリッジを鼻にのせる
海外ハイブランドはジャパンクラシックの良さを知っていた!
ここ数年でようやくジワジワと人気になってきたジャパンクラシックのメガネ。実は海外の名だたるハイブランドも鯖江のクラフトマンシップに惹かれ、どこか懐かしい雰囲気のフレームを生産しています。
DITA(ディータ)
ハリウッドスターも愛用する世界的なアイウェアブランド。「型にはまるな」というコンセプトに基づいた、大胆でエッジの効いたデザインが人気です。
同じく人気のブランド「TOM BROWNE(トムブラウン)」のフレームも、このDITAがプロダクションを請け負い、鯖江で製作しています。
そんなDITAのフレームは、鯖江の熟練の職人たちによって手作業で作り上げられています。
コレクションの中にはヴィンテージのリバイバルも登場しており、どこか懐かしいジャパンクラシックな雰囲気も感じられます。
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OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)
そのフレームの多くが福井県鯖江市で作られているOLIVER PEOPLES。「スタイリッシュヴィンテージ」というコンセプトに基づいて作られるフレームが魅力です。
現代の流行に合わせたシンプルなフレームの中に、無骨なジャパンクラシックの雰囲気が漂います。
ブレないモノづくりへの姿勢が世界的にも高く評価されています。
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ジャパンクラシックなブランドたち
ここでは日本製ブランドの中でも、特にジャパンクラシックなブランドを厳選してご紹介します。
昇治郎
フジイオプチカル創業60周年を記念して発表されたヴィンテージデザインのブランド。藤井家三世代に渡って培った技術の結晶です。現代的なニュアンスを取り入れたフレームは機能性にも優れ、あらゆるシーンでお使いいただけます。
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越前國甚六作
熟練の職人でないと取扱いが難しいセルロイド生地。このセルロイドの加工において優れた技術を持っているのが「越前国甚六」こと、長谷川正行氏です。
磨き込むと「美しい光沢、艶が出る」 というセルロイドの特性が最大限に引き出したフレームは、まさに工芸品と呼べるほどの美しさです。
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角矢甚治郎
熟練された技を持った職人の手により、一本ずつ手作業で作られたセルロイド生地のフレームです。
原板の段階で生地の水分を抜き取ることで、硬く傷つきにくて、変形しにくくなったセルロイド生地を使用。
丁寧に作られたフレームは、長期間使用できるほどの耐久性と優れたかけ心地を誇ります。
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丹羽 雅彦
クラシックフレームの権威、丹羽正彦氏が展開するフレームが魅力のブランドです。メガネ産地の中でも特に昔ながらの製法にこだわった「河和田地区」でアンティークマシーンを使用し、最新の素材を用いたメガネを作り続けています。
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HAND MADE ITEM
国産の素材を使用し、職人によって丁寧に作られるアイウェアブランドです。
60年代頃のジャパンクラシックなデザインが現代的に洗練されています。
かけ心地にも優れており、長年に渡って多くの人々に愛され続けています。
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気軽に取り入れられるオシャレなジャパンクラシック
ジャパンクラシックはその独特な雰囲気から「上級者のアイテム」「かけこなすのが難しい」と敬遠されがちです。
いつものファッションに、気軽にメガネを取り入れたいという方にオススメなのが
「Oh My Glasses TOKYO」です。
福井県鯖江市のクラフトマンシップに東京の感性を盛り込んだフレーム。年齢や性別、国を問わず、誰でもかけやすいシンプルなデザインです。
seem Oh My Glasses TOKYO Elena omg-100-30-10
ボストンとウェリントンをミックスした、柔らかい形が目を引きます。
丸みをおびたレンズシェイプは、あたたかく優しい印象です。
チタンに手塗加工を施したブロウパーツが、デザインに深みと遊び心をプラスしています。
Oh My Glasses TOKYO Philip omg-054 4-48
フロントリムのプラステックを5mm程度に仕上げた、小振りなややスクエアに近いウエリントンタイプ。細身でテンプルとのバランスのとれたデザインなので、男女問わず、またビジネスシーンでも、カジュアルなシーンでもかけていただけるモデルです。
Oh My Glasses TOKYO Lia omg-088-5-48
シンプルなラウンド型は、日常使いに最適なオーソドックスなデザインで、テンプルにはβチタンを使用し、かけ心地を追求した一品です。軽量で弾性の高いβチタンならではのかけ心地は、日本製ならではの仕上がり。デザインはクラシック、でもかけ心地は現代的です。
お近くの店舗でも、Oh My Glasses TOKYOをお試しいただけます。
「お店に行く時間がない」
「店員さんにメガネを選んでもらうのが苦手」
そんな方にオススメなのが、オーマイグラスの試着サービスです。
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