オノ・ヨーコ公認デザインアイウェア「John Lennon(ジョンレノン)」フレームコレクション

(photo:Some rights reserved by Shemp65)

1960年代、全世界を熱狂させた伝説の音楽グループ、ザ・ビートルズ。そのリーダーであり、今や伝説の人となったジョン・レノン。今回は、彼の愛したアイウェアを再現し、一部をアレンジして復刻されたオノ・ヨーコ公認のジョン・レノン・コレクションをご紹介します。

まずはジョンとヨーコ、ふたりの馴れ初めと歴史を追いかけてみましょう。

目次

ジョンとヨーコの出会い

ジョン・レノンとオノ・ヨーコ。世界で一番有名なカップルといっても過言ではないふたりですが、このふたりの出会いはヨーコの個展にジョンが訪ねたことから始まりました。

1966年11月9日、ジョンは友人が経営するロンドンの画廊に現れます。その夜はオノ・ヨーコの個展「未完成の絵画とオブジェ」の初日前のプレビューが開かれていました。画廊のなかをぶらぶらしていたジョンは、入り口の近くにあったハシゴに目が行きました。それは天井にぶら下がっている1枚の絵を見るためのハシゴで、その端に小さな虫眼鏡が鎖でぶら下がっています。

絵は無地の白いキャンパスのように見えましたが、ジョンはハシゴを登り、虫眼鏡をのぞくと、その絵に書かれていたのは、小さな文字で「YES」。

「僕は救われたような気分になった。「NO」とか「インチキ」とかの意地悪な言葉じゃなくて「YES」だったから」(ジョン・レノン)

後にこの時の感想をこう述べたジョンですが、ヨーコの作品は彼の心を大きく揺さぶります。当時の前衛芸術を「アンチ主義の連続で退屈だった」と否定的に見ていたジョンにとって、ヨーコの作品は暖かく新鮮に映ったのでした。

ヨーコはジョンに会ったとき、当時既に世界的なスーパーグループだったビートルズが何者であるか知らず、前日にふらりとやってきたジョンを歓迎してはいなかったのだそうです。

ヨーコとジョンの結婚がもたらした変化

当時、お互いにパートナーがいた二人でしたが、やがて惹かれ合い1969年3月に結婚します。ただ、ふたりの結婚は世界中のファンに祝福されてという訳にはいきませんでした。

ビートルズは68年5月から新アルバムの制作に入っていましたが、スタジオの中でもジョンとヨーコは離れず、他のメンバーとの間に緊張感が漂うようになります。

「僕ら4人の関係は密接で、家族のようなものだったから、ヨーコの登場は緊張を生んだ」(リンゴ・スター)

1970年にビートルズは解散しますが、ヨーコは「ビートルズを解散させた女」として非難を浴び、また結婚前後のふたりの行動は奇妙な立ち居振る舞い、不人気な前衛活動と映り、「ジョンを変えてしまった女」として、数多くの非難と中傷がヨーコに対して浴びせられることになりました。

「解散の全責任をヨーコに負わせるはフェアじゃない。みんな、自分の道を歩き始めていた。ヨーコはその状況を促進させる触媒のようなものに過ぎなかった。だけど、当時は彼女がいることが煩わしかった」(ジョージ・ハリスン)

ふたりの行動は、アメリカ政府からも「危険人物」としてバッシングされるようになり、これにショックを受けたジョンはやがて荒廃していき、別居生活を送るようになります。

再会とショーンの誕生

別居から1年半後、ニューヨークで行われたエルトン・ジョンのコンサートでふたりは再会。翌年、再び生活を共にするようになり、同年10月9日ジョン・レノン35歳の誕生日に待望の息子、ショーン・レノンが誕生したのでした。

「ジョンはヨーコなしでは「Imagine」や「Dear Prudence」を作れなかったと思う。だから、誰も彼女を責めることなんてできない。ヨーコが現れたとき、彼女のアヴァンギャルドの面や物事の見方は魅力的だった。彼女はジョンに別の道を示し、彼はそれに惹きこまれた。ジョンにとって(ビートルズを)離れるときが来たんだよ。いずれにせよ彼は離れるつもりだったんだ」(ポール・マッカートニー)

ショーン誕生後、ふたりは夫婦の役割を見直し、ヨーコがビジネスと家計を、ジョンが育児と家事を担当。さらに5年間の音楽活動の休止に入ります。1980年、ショーンが5歳になったある日の「パパはビートルズだったの?」という問いかけをきっかけに、ジョンは音楽活動を再開し、ヨーコとの共作「ダブル・ファンタジー」を発表。その直後に、ジョンは凶弾に倒れ死去。ヨーコにも銃口は向けられたものの、難を逃れたのだそうです。

「彼女は冷たい女だと思っていたけど、間違っていたよ。その正反対だった。彼女はただ、断固として自分自身であろうとしているだけなんだ。たいていの人よりもね」(ポール・マッカートニー)

ジョンとヨーコの歴史を大急ぎで辿ってみました。「断固として自分自身である」ことは、時としてとてもハードなことかもしれませんね。それでも自分自身であるための道を歩こうとするふたりの姿勢に、人々は惹かれるのかもしれません。

「John Lennon(ジョンレノン)」フレームコレクション

さて、ジョンが愛したメガネの復刻版、ジョン・レノン・アイウェア・コレクションがこちらです!

JL6002-C3

丸みのあるボストンセルフレーム。クラシカルな雰囲気漂うべっ甲柄は、相手にモダンな印象を与えます。サイドフレームにはジョン・レノンのサインロゴ入り。伊達メガネ等、ワンポイントアイテムに持っておきたいタイプのレトロなデザインのメガネです。

JL1008-C3

レラウンドシェイプの希少なハネ上げ式フレームです。ブリッジにはジョンレノンのロゴ、テンプルにはウェーブのデザインがアクセントと細部にまでこだわりが。またチタンを採用しているので丈夫で柔軟性のあるフレーム。シンプルながら隙のないフォルムのメガネです。

JL1016-1

ジョン・レノンのトレードマークの丸メガネです。クリングスが一山タイプになっており、ブリッジ・テンプルともにウェーブがついている独特のデザインです。フレーム・テンプルともにアンティークゴールド、先セルにはブラウンパープルで定番のカラーリング。またチタンを採用しているので丈夫でしなやかで軽い掛け心地です。

いかがでしたでしょうか?John Lennon(ジョンレノン)フレームコレクションは他にもまだまだ種類があります。興味のある方はこちらを覗いてみてくださいね。

John Lennon(ジョンレノン)ラインナップを見る

 

Oh My Glassesでは、他にも様々なブランドのフレームを多数ご用意しております。是非お気軽にご利用ください!

 

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