眼鏡業界を変えたJINS(ジンズ)とは?

今回はメガネ業界の風雲児であるJINSジンズ)について紹介します。

画像引用元(JINS ウェブサイト

JINS(ジンズ)の立ち上げ

JINSジンズ)は、 株式会社ジェイ アイ エヌ 代表取締役田中 仁さんが立ち上げました。

もともと金融出身で、ビジネスのイロハを学んだ田中 仁氏は、金融関係の業務から一転して、服飾雑貨製造卸会社に途中で転職し、1987年、服飾雑貨
卸製造を個人事業として行うジンプロダクツを創業しました。そして、1988年、有限会社ジェイアイエヌを設立しました。

2001年より、アイウエアブランド「JINS」の展開をスタートします。

2001年といえば、Zoffもこの年に創業されていますね。メガネ業界の変革の年なんでしょうか?

JINSジンズ)のスローガンは、メガネは高い、売り場がダサい、品揃えが少ない、受け取るまでに時間がかかるといった問題のすべての不満を解消し、高いデザイン性と低価格の両立を提唱しました。

この業界にとって革新的なビジネスモデルにより、JINS(ジンズ)は、Zoff同様に大きな飛躍を遂げていきます。

JINS(ジンズ)ブランドについて

「メガネ業界のユニクロ」というのが、最も分かりやすい説明だと思います。自社でJINSというオリジナルブランドのメガネを企画し、海外の協力工場で製造し、直営の店舗で販売しています。いわゆるメガネのSPA(製造小売業)というビジネスモデルですが、モノ作り、売り方、マーケティングなど、多くの点で、ユニクロを目標、そして参考にしています。

引用元:http://www.procommit.co.jp/interview/jin/000070.shtml

JINS(ジンズ)は、中心メンバーの富田氏も上記のインタビューも語るように、ユニクロを参考に事業を展開しています。

これはメガネ業界に限らない、小売業の各業界単位での成長の歴史についての話になります。最初に個人商店が存在し、地域で支持される中でその地域に浸透していきリージョナルチェーン化していきます。その中でより力のあるプレーヤーが全国規模の展開を行い、ナショナルチェーンへと発展していきます。最終的にはその業界を覆すような、まさにユニクロのようなカテゴリーキラーが出現・台頭し、グローバル化していきます。

そういう一般的な発展パターンと照らし合わせてみると、メガネ業界は小売業の中でも一番遅れていた業界と言えたかもしれません。これまで、ナショナルチェーンはあったのですが、カテゴリーキラーと言える存在がありませんでした。今までの競争ルールを変える我々のようなプレーヤーが台頭し始めたのがここ7~8年ほどです。

引用元:http://www.procommit.co.jp/interview/jin/000070.shtml

JINS(ジンズ)は、遅れたメガネ業界でイノベーションを起こしてきた企業といえます。

JINSジンズ)は、4,990円・5,990円・7,990円・9,990円の4プライス展開しています。
(Zoffが3プライスなら、JINS(ジンズ)は4プライスです。)

この値段にまで下げれた理由は、SPAです。
SPAとはZoff(ゾフ)と同様のモデルです。企画から販売まで自社で一括して手がける業態のことをいいます。

2009年9月に発売された Air frame(エア・フレーム)が軽さと掛け心地のよさで人気を集めました。
累計販売本数170万本(2011年7月末現在)というメガネ業界でも異例の大ヒットを記録し、一気に躍進しました。

JINSの強みは大きく4つあると富田氏は語ります。

1.は価格です。JINSの価格改定が業界に与えたインパクトは相当のものだったかと思います。これまでのメガネは、一見低価格に見えても、例えば非球面薄型のレンズのような良いレンズを入れると、万単位で購入価格が跳ね上がってしまうのが常識でした。しかし、JINSではフレーム・薄型非球面レンズ・ケースとセットで、値札通りの価格でお買い上げ頂けるというニューオールインワンプライスを実現しています。

確かに安いです。

2.は商品企画力です。我々は単なるディスカウンターではありません。素材や機能にも強くこだわっています。それが現在の主力商品である、エアフレームです。わずか10gという軽さ、曲げても折れないしなやかさを持つ機能性と、元来のJINSの強みであるファッション性も同時達成できたことが強みだといえます。

新しい切り口で様々なメガネをつくっていますよね。JINS(ジンズ)は迅速に商品企画を実行できていることが強みになっているとも思います。

3.はSPAとしての仕組みの強さです。在庫コントロールをはじめとした、企画して作って売るまでの一連のバリューチェーンの最適化を追求しています。

4.は店舗オペレーション力です。メガネの店舗では、お客様がフレームを選ぶだけでなく、度数を測定したり、レンズをフレームに合わせて削って組み立てたり、お客様に合わせて調整したりといった通常の小売業にはない、いわば各店舗が小工場とも言えるようなプロセスがあります。いかに現行の限られたスペースの中でやれるかどうかを考えた結果、マクドナルド・スターバックス等の優れたチェーンストアを参考に、トヨタ出身の方を顧問に迎え店舗オペレーションの改革・カイゼンを行いました。まだ道半ばですが、お客様にストレスが掛からない、流れるような購買が可能な店舗の実現を目指しています。最近できた八重洲店や新宿店はそのモデル店ですので、是非、ご覧になってください。

引用元:http://www.procommit.co.jp/interview/jin/000070.shtml

JINS

画像引用元(Flickr

JINS(ジンズ)のコミュニケーション

Zoff(ゾフ)でも戦国バサラとコラボレーションして話題を呼んでいましたが、JINS(ジンズ)でも面白いユーザーとのコミュニケーションしています。

この形のコミュニケーションは従来のメガネ業界では考えられませんね。

その中のいくつかを紹介します。

ヱヴァンゲリヲンとのコラボレーション

JINS

画像引用元(JINS ウェブサイト

ワンピースとのコラボレーション

JINS

画像引用元(JINS ウェブサイト

ロンブーの敦さんとのコラボレーション

JINS

画像引用元(JINS ウェブサイト

非常にバラエティに富んで、様々なプロモーションを行なっていますね。

眼鏡業界に一石投じ、新たに業界を変えたJINSジンズ)の販売方法から、プロモーションまで含め、従来のやり方とは全く異なります。

今後もJINSジンズ)は日本の眼鏡業界にとって、見逃せない存在ですね。

 

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