愛用のメガネにサングラスの機能を持たせたい時には?| メガネスタイルマガジンOMG PRESS

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紫外線から目を守りたいと考えた場合、視力が悪い人は度付きサングラスの購入を考えるでしょう。しかし、サングラスの種類によっては度が入れられないものもあり、メガネと同じ度数でも見え方が変わる場合もあります。現在使っているメガネをそのままサングラスとしても使えれば良いのですが、そのような方法はあるのでしょうか。

 

目次

クリップオンサングラスでメガネにサングラス機能を

 

愛用のメガネをサングラスとしても使う方法はいくつかあります。メガネにサングラスの機能が加われば良いのです。そのやり方のひとつとして、クリップオンサングラスがあります。メガネにクリップオンタイプのサングラスを取り付けて、遮光などの機能を持たせるのです。

クリップオンタイプとは、メガネの上部にクリップなどでテンプルのないサングラスのレンズだけを付けて使用します。このタイプはサングラスを片手で跳ね上げることができるものが多いので、遮光したくない時にはそうすれば、普通のメガネとしても使えるのです。車の運転をしていてトンネルに入った場合など、メガネとサングラスの機能を手軽に使い分けたい場合に便利なタイプとなります。

クリップオンタイプは、フレームやレンズを器具ではさんでサングラス部分を固定しています。はさむ部分にはパッドやラバーが使われて傷付きが防止されていますが、それでも気になる人はいるかもしれません。

 

調光レンズでメガネを作る

メガネのレンズに最初からサングラスの機能を持たせてしまうという方法もあります。入れるレンズを調光レンズにすれば良いのです。調光レンズとは、紫外線の量に反応して色が変わる仕組みを持ったレンズです。室内では普通の透き通ったメガネなのに、紫外線の多い屋外に出ると自動的にレンズの色が濃くなります。調光レンズにはもともと紫外線カット機能があり、色が付いていない場合でも紫外線から目を守ってくれています。色が濃くなることで、さらにまぶしさを抑えて目の疲れを軽くする働きを発揮するのです。しかし、レンズの色は一瞬で変化するのではなく、少し時間を掛けながら変わります。そこで明るい外から暗い室内に入ると、視界が普段よりも暗くなるので注意が必要です。その点を踏まえて使うなら、レンズが紫外線によって色を使い分けてくれるため、掛け外しをせずにサングラスやメガネを使うのと同様の効果や見え方を得られるのは大きなメリットです。

 

オーバーサングラスは素直な使い心地

オーバーサングラスとは、言葉通りメガネの上から掛けるサングラスです。メガネをすっぽりと覆うような作りになっているため、紫外線やまぶしさはもちろん、花粉なども防いでくれるという利点があります。クリップオンタイプではメガネの重心が変わって重く感じることがありますが、オーバーサングラスにはテンプルがあるので安定性が高いのです。サングラスの機能が必要な時だけ掛け、いらなくなればはずせば良いので、メガネを愛用している人はメガネでなじんだ感覚のまま使い分けられます。

オーバーサングラスはメガネの上から掛けるという仕組みのため、以前は大きく武骨に見えるのがデメリットでしたが、現在はサイズが小さめでスリムに見えるタイプも販売されています。自分のメガネのサイズに合わせて適切なものを選べば、掛けていても悪目立ちすることはありません。

 

持っているメガネを生かした方法でも目を守れる

度付きサングラスを使うのも良いですが、現在持っているメガネやフレームを生かすという方法でも、紫外線やまぶしさなどを防ぐことはできます。視力が悪い人にとっては、メガネはすでに体の一部のようなものなので、できればサングラスになっても使い心地は変わってほしくないものです。愛用しているメガネにそのままサングラスの機能を付けられれば、見え方やフィット感に違和感なく目を守ることができます。

 

レンズ交換は、メガネを生まれ変わらせる便利なサービスです。お店によって価格は異なるものの、実店舗型とオンラインショップ型の双方でレンズ交換サービスが提供されていますので、使い慣れたフレームにサングラスの機能を持たせてみてはいかがでしょうか。

 

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