日本は世界的に「メガネ大国」として知られています。海外の方の中には、鯖江という名前まで知っている方も。
せっかく日本製のフレームを買うなら、レンズも日本製にしたいですよね。そんな方のために今回はおすすめの国産メガネレンズメーカーを3社ご紹介します!
HOYA ヴィジョンケアカンパニー
HOYAはメガネやコンタクトレンズなどのヴィジョンケア製品を幅広く手掛けており、人の目に対するアプローチを得意とするメーカーです。メガネとコンタクトの見え方のギャップを少なくしたり、メガネの歪みを感じづらくする技術に優れています。
そんなHOYAの技術力の高さは遠近両用レンズで特に感じることができます。
HOYAのハイグレードレンズはすべて「両面複合累進設計」を採用しています。
近視、乱視、累進面(度数が変化する面)などの要素をレンズの内外面でしっかりと役割分担させることで、視線の上下動をラクに、左右の視野をできるだけ広く、遠近特有の歪みやユレを最小限に抑えることができるのです。
その中でも「HOYALUX 極(きわみ)」は、HOYAの技術をすべて詰め込んだ最高ランクの遠近両用レンズ。遠方重視から近方重視まで幅広く設計を選べるため、シーンに合わせて最適な遠近両用メガネを作ることができます。
メガネにとにかく自然な見え方をお求めの方におすすめのメーカーです。
ニコン・エシロール
カメラでも有名なニコンと世界2位のメガネレンズシェアを誇るフランスのレンズメーカー「エシロール社」がタッグを組んだのがニコン・エシロール。ニコンはレンズ上の歪みの少なさが特徴です。
そんなニコンが提供する単焦点レンズ「SEEMAX(シーマックス)」は、単焦点レンズの最高峰です。
度数情報だけでなく、フレームの形や大きさ、そのフレームをかけたときの位置関係まで測定して作成する「インディビジュアル設計」を採用しており、レンズの歪みや厚みを最小限まで抑えることができます。歪みが少ないということは見え方もクリアになり、さらには目のサイズやフレーム内の輪郭のラインなどの外からの見た目の変化も生じづらくなるのです。
とにかく歪みを少なくしたい、見た目の変化をできるだけ抑えたいという方におすすめのメーカーです。
※各メーカーおよびレンズの詳細は各社ホームページまたは取扱店までお問い合わせください。
東海光学株式会社
東海光学は世界最薄の屈折率1.76を作ることができる唯一のメーカー。
屈折率は数字が大きくなるとレンズを薄く仕上げることができ、現在は1.60、1.67、1.74、1.76が主流です。
東海光学のおすすめレンズは「ルティーナレンズ」。ルティーナレンズは、私たちが日々浴びているブルーライトの中でも特に目に有害な光(以下HEV、High Energy Violet light)から目を守ってくれるレンズです。
このHEVはスマホやPCのみならず、太陽光や室内の照明にも含まれており、浴び続けると緑内障や白内障、加齢黄斑変性といった眼病に繋がりやすいと言われています。
ルティーナは眼病予防としての効果を期待できるほか、人によってはサングラスのようにレンズに色を入れていなくても眩しさが軽減される効果も見られるようです。
とにかくレンズを薄く仕上げたい方、目を光からしっかりガードしたい方にお勧めのメーカーです。
国産レンズを買うならオーマイグラスがオススメ
オーマイグラスでは、本記事でご紹介した3社のレンズを豊富に取り揃えています。見え方や厚みなど気になる点は、納得するまでプロと相談することができます。
予約すれば、似合うメガネが見つかる「顔型診断」を受けることもできます。ぜひ足を運んでみてください。