「メガネのレンズに、傷がついてしまった…」
そんなとき、どうしたらいいでしょうか。
この記事では、
- レンズの傷を自分で直していいのかどうか
- メガネショップに持ち込んだ場合の値段
- レンズを傷つけないためにできること
を解説します。
今まさにお困りの方はもちろん、そうでない方にとっても、メガネユーザーなら知っておいて損はない知識です。どうぞ参考にしてくださいね。
レンズの小さな浅い傷…自分で研磨してもいいの?
メガネレンズの傷は、かけてみると非常に気になる存在です。小さな傷ひとつでも、視界を邪魔して不便なもの。
また、目のトラブルにつながる恐れもあるため、なるべく早く対処したいですよね。小さな傷、浅い傷であれば、自分で研磨してもいいのでしょうか?
答えとしては、あまりオススメできません。
確かに、研磨剤の入っているメガネクリーナーや歯磨き粉、ピカールなどをつけてこすれば、傷が目立たなくなるように見えます。
でも…傷が目立たなくなるのは、研磨によって傷のまわりが削り取られたから。
その結果、レンズが変形する恐れがあるのです。レンズが変形すると、目に大きな負担がかかります。
だから、安易に自分で研磨するのはNG。傷が気になるなら、メガネショップに相談するのが原則です。
自分で研磨したらどうなっちゃうの!?
自分で研磨した場合、具体的にはレンズにどのような悪影響が出るのでしょうか。一般的なプラスチックレンズは、表面に薄いコーティングが施されています。
台所用ラップの1/10〜1/1000ほども薄いコーティングですが、非常に大切な役割を持っています。
例えば…
- 反射防止
- 汚れ防止
- 傷防止
- 静電気防止
- UVカット
など、その効果は多岐にわたるのです。
レンズの傷を研磨すると、このコーティングがはがれてしまいます。
その結果、
- 屈折率が変わり、よく見えなくなる
- 反射によって過度の光が目に入り、まぶしくなる
などのデメリットが出てきます。
見えづらい、使いづらいだけではなく、目の健康を損ねる可能性もあるので、自宅での研磨は避けましょう。
修理?交換?いくらかかる? ショップで対応してもらう場合
レンズに傷がついたら、まず相談すべきはそのメガネを買ったお店です。メガネショップに持ち込むときの、よくある疑問にお答えしましょう。
修理なの?交換なの?
レンズの傷は、修理することはほぼできません。レンズそのものの深い傷はもちろん、表面のコーティングに浅い傷ができた場合も同様です。
そのため、ショップでは『レンズ交換』をしてもらうことになります。
すぐに持ち帰れるの?
答えとしては、時と場合によります。
ショップにレンズの在庫がある場合は、その場で交換してもらえ、即日持ち帰れるでしょう。しかし、レンズの在庫がないときは、工場での交換となります。
いくらくらいかかるの?
一般的には5,000円〜20,000円程度です。
レンズの種類や度数、カラーコーティングの有無などによって、値段は変わります。
また、メーカーによっては、『保証期間』を設けていることも。
保証期間内のレンズトラブルであれば、無償や割引での交換をしてもらえるかもしれません。保証がつかえるかどうか、まずはお店の人に確認してみるといいでしょう。
どうしてもお店に行けない!…そんなときは?
「忙しすぎて時間がない」
「近くにレンズ交換できるショップがない」
など、事情があってどうしてもお店に行けないときには、オンラインサービスを探してみるのも手。
いくつかの条件はありますが、それを満たせば、インターネットと郵送のやりとりだけでレンズを交換してくれるショップもあります。
たとえば、オーマイグラスのオンラインストアでは、様々なレンズのオンライン交換に対応しています。他社で買ったフレームでも、レンズ交換OK。
配送用のキットも送ってもらえるので、手軽で便利と評判です。
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大切なレンズを傷つけないためにできること
メガネのレンズは消耗品。経年劣化があるため、およそ1年半〜2年が寿命です。とはいえ、少しでも長く使いたいのが本音ですよね。
大切なレンズを傷つけないためにも、次のようなことに気をつけましょう。
レンズを下にして置かない
レンズを下にして置くと、机などとこすれ、コーティングにダメージを与えます。外したメガネを置くときは、レンズは必ず上向きに。
ケースに入れて持ち運ぶ
カバンにそのまま入れて持ち運ぶと、他の素材と擦れてレンズが傷つく可能性があります。持ち運びの際は、ケースに入れるのが◎。
ケースがないときは、メガネふきで優しく包むといいでしょう。
レンズは水洗いしてから、やさしく拭く
レンズを拭くとき、いきなりメガネ拭きでこするのはNG。空気中の小さなホコリやチリを巻き込んでしまい、レンズを傷つけてしまう可能性があるんです。
レンズを拭くときは、まず表面についているホコリを水でやさしく洗い流してから。
水滴をそっとティッシュでおさえるように拭い取り、その上でメガネ拭きを使いましょう。
高温下に置かない
レンズのコーティングは、熱でひび割れてしまいます。
およそ60℃を超える環境に置かないよう、気をつけたいところ。
- 直射日光の下
- 真夏の車内
- ドライヤーの熱があたるところ
などは注意したいポイントといえます。
自分での研磨はNG! 小さな傷でもショップに持ち込んで
メガネのレンズを自分で磨くのは、レンズの変形・劣化を招くため避けるべき。
小さな傷でも、メガネショップに相談しましょう。その際は、買ったお店に持ち込むのが原則です。
どうしてもショップに行けないときには、オンラインサービスも検討してみるといいですね。コンディションのよいレンズで、気持ちいい視界をキープしていきましょう。
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