(Eyevan 7285 公式facebook)
OMG Pressでも何度かご紹介している「EYEVAN 7285(アイヴァン 7285)」。ファッション誌などでもよく目にし、ずっと気になっているブランドだったのですが、ここに来て、「EYEVAN」の"VAN"は、あのアイビールックで一時代を築いた"VAN"から来ていると知りました!…メガネライター失格でしょうか…。
せっかくなので、今回は12月に新作が発表されたばかりの「EYEVAN 7285(アイヴァン 7285)」についておさらいしたいと思います。
メイド・イン・ジャパンの「着るメガネ」
「EYEVAN(アイヴァン)」は、1972年、老舗のメガネ会社・山本光学(旧・山本眼鏡レンズ製作所)が、1972年、石津謙介氏率いるヴァンジャケット(VAN)と共同で、オリジナルアイウェアブランド「EYEVAN」を設立したのが始まり。企画・デザイン・製造のすべての工程を日本で行い、そのクリエイションの高さで世界に向けて発信するドメスティックブランドとしての地位を築きます。
その後、1985年にアメリカで開催された国際フェアにおいて、洗練されたデザインと品質を両立したEYEVAN(アイヴァン)のメガネが現地で高く評価され、「ニューヨーク・タイムズ」にも取り上げられ、ハリウッドセレブの顧客がつき…と世界進出のきっかけになりました。
EYEVAN(アイヴァン)の中でも当時の職人たちが最高の技術を使い、本当に彼らが作りたいものを表現したのが「EYEVAN CRAFT(アイヴァン クラフト)」。このシリーズをベースに、パーツ・デザインの解体、そして再構築したのが、2013 年春から始まったライン「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」です。
"7285"という数字は、創業(72年)と海外デビュー(85年)の年を並べたものだそう。ネーミングからも、創業からのスピリットと、世界に向けて発信するという意気込みが感じられる、そんなブランド名になっています。
日本が誇る技術とデザイン性
2013年に「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」としてリローンチしてから好調な海外セールスを続けていて、フランスではあの人気セレクトショップ「コレット」でも扱っています。
9月には、そのコレットでイベントを開催。
(引用元:「ファッション通信」(BSジャパンにて毎週土曜夜11時放送中)より)
新作や代表作をディスプレイし、「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」の主な生産地である福井県鯖江市の文化や歴史に親しんでもらおうと特製ブックレットの配布や福井県産の最高級日本酒「黒龍」が振る舞われたそうです。
「伝統を重んじると同時に、新しいものを提案する姿勢がコレットと似ている」とPRマネージャーが語っていたように、「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」のスピリットは海外でも確実に伝わっているようです。これからも「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」の動きに注目ですね。
そして、Oh My Glassesでも日本の職人の素晴らしい技術を生かしたメガネを積極的に取り扱っています。日本の職人特集も、あわせてぜひご覧になってみてください。