なるべく目が小さくならないメガネの選び方(2024年更新)

筆者、近視になって約35年。最近はやっと落ち着いてきましたが、つい最近まで年々視力は悪くなる一方で、その度に心を傷めていたのが「メガネをかけると目が小さく見える」件。
単に目が小さくなるだけならまだしも、顔の輪郭がレンズ越しに見える部分だけグッと歪んで内側に食い込んで見えるのがどうにもカッコ悪く、コンプレックスでした。

OMG Press読者の中には、同じようなコンプレックスをお持ちの方もいるでしょうから、強度近視のメガネをかけても目が小さく見えない方法について、一緒に探っていきましょう。

目次

まず目が小さく見える原理を知る

と解決策を考える前に、まずその原理を知ることが大事、ですよね。なぜメガネをかけると目が小さく見えるのでしょう?インターネット等で調べてみると、原理は大きく分けて2つあるようです。

(1)近視矯正レンズの度数が強いほど目は小さく見える
(2)レンズと瞳の距離が離れるほど目は小さく見える

まず(1)についてですが、こちらにもあるように近視矯正の度数が強いとレンズの端の方が厚くなり、この厚みがあるほど目が小さく見えてしまう、ということ。

そして(2)。これは虫眼鏡もそうですよね。対象物に近づくほど大きく見え、遠ざかるほど対象物は小さく見える。実際に自分で試してみるとよくわかります。お手持ちのメガネを目から遠ざけるほど目は小さく見え、近づけるほど目は大きく見えますよね。

見えてきた、いくつかの解決策

原理がわかれば解決する手立ても見えてきます。

まず(1)に対してですが、これはもうシンプルで「より厚みを抑えたレンズにする」しかありません。最近ではレンズ加工の技術はかなり進んでいるようで、実際にワタクシが最近オーマイグラス でオーダーした“世界最薄”の両面非球面レンズは恐ろしいほど薄く、「目が小さく見える現象」もかなり軽減されたように思えます。

次に(2)ですが、「きちんと鼻にフィットするフレームを選ぶ」のがベスト。できるだけ自分の瞳に近い位置でレンズを固定するように、鼻の上でメガネを支えるノーズパッドが、きちんと自分の顔と合っているのが重要。

大きいフレームより、小さいフレームを

最後にワタクシが実践して、最も効果を感じた方法を書かせてもらいます。それが「より小さいフレームを選ぶ」です。

上の写真を見てください。どちらのお皿の方がビスケットが大きく見えるでしょう?明らかに向かって右側のお皿ですよね。まったく同じ面積のビスケットでも、囲いの大きさによって見え方が違ってくる。つまり瞳を囲うフレームが大きいほど瞳は小さく見え、小さいほど瞳は大きく見えるわけです。

もし「メガネをかけると目が小さく見える」現象でお悩みの方がいらっしゃったら、『より薄いレンズにする』『鼻にフィットするフレームを選ぶ』と同時に、是非『より小さいフレームを選ぶ』にトライしてみてください。今までのコンプレックスがだいぶ解消されるはずですから。

専門的な用語だと「デルブーフ錯視」と言います

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M
メンズファッションブロガー。1965年生まれ。中古レコード店、新聞社、出版社、電機メーカー勤務などを経て45歳の時に独立。現在は月に3万5千人が訪れるブログ『Mのブツ欲日記』を運営。メガネ歴35年以上のベテランでもある。最近はブログ執筆の傍ら、株式会社三越 伊勢丹が運営する伊勢丹新宿店や、アマゾンジャパン株式会社が運営する通販サイトAmazon.co.jp とコラボレーションしてドレスシューズを製造販売するなど、ファッションアイテムの企画も手がけている。

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