ミラノサローネで nendo が発表したヒンジ部分をネジではなく「磁石」で止めるメガネ

nendoは、2002年に佐藤オオキを中心に設立されたデザインオフィス。東京とミラノに拠点を持ち、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと幅広く活動を行っています。

そんな世界的に活躍する日本のデザインオフィス「nendo」が新しくメガネをデザインしました。デザインされたのはヒンジ部分をネジではなく「磁石」で止めるメガネ「magne-hinge」。

ヒンジ部分をネジでとめるメガネが一般的。「ic! Berlin(アイシー!ベルリン)」のメガネフレームは当初、その独自の技術によってネジなしのヒンジ部分を開発したため話題になりました。

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磁石で止めるメガネ

ヒンジ部分をネジで止めるとどうしても発生するのが、ネジの緩み。ヒンジ部分をネジではなく「磁石」で止めることで、ユルんだり破損する心配が少なくなっています。

フレームは0.8mm厚のチタンを切り出して作成。巻き付くように磁石が固定されています。横方向に引っ張ると簡単にテンプルを取り外せるため、ひとつのフロント部分に対して異なる色や素材のテンプルを複数購入することで、自由に組み合わせて楽しめるようになっています。

この nendo がデザインした「magne-hinge」は、イタリアで開催された「milan design week 2014」で発表されました。同メガネは4月末からそごう・西武で発売されます。

photos by Akihiro Yoshida

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