若いのに老眼!?スマホ老眼の原因と治し方

スマホ老眼発症のメカニズムと近視との違い

年齢を重ねるに従い増えてくる老眼。
若い人にとっては身近に感じられない人も多いことでしょう。
しかし、老眼のなかでも、「スマホ老眼」となると話は違います。
若い人に多いスマホ老眼の原因と、症状が出てしまったときの対応方法についてご紹介しています。

目次

これってスマホのやりすぎ?スマホ老眼になってしまう原因とは

これってスマホのやりすぎ?スマホ老眼になってしまう原因とは

スマホ老眼とは、加齢による老眼と同様に、ものがぼやけて近くのものが見えにくくなる症状をいいます。通常、ものを見るとき、カメラのレンズのような役割を果たしている水晶体の厚さを変えることにより、目に見えるもののピントを調整させています。
この水晶体の厚さを変えているのが、周囲にある毛様体筋という筋肉です。近くのものを見るときには毛様体筋を縮めることで水晶体を厚くし、ピントを近くに合わせます。反対に遠くのものを見るときには、毛様体筋を緩めることで水晶体を薄くして、ピントを遠くに合わせます。

スマホ老眼や老眼ではこのピントを合わせるために必要な筋肉が正常に働かずに視界がぼやけてしまうのです。
スマホ老眼が老眼と異なる点は、筋肉が動かなくなる原因にあります。老眼は、身体の筋肉と同様に目の周りの筋肉も加齢により衰えて硬くなってしまうことが原因です。
しかし、スマホ老眼の場合は、長時間目を酷使することにより毛様体筋の緊張状態が続き、凝り固まってしまうことが原因となっています。

テレビやパソコンなどのデジタル機器のなかでも特に至近距離で画面を見ることがあるスマートフォンのようなものを長時間、見つづけることがスマホ老眼の症状を引き起こすのです。
このように同じ「老眼」がつく症状でも、老眼とは加齢が原因となっている状態であるため治すことは難しい症状ですが、スマホ老眼の場合はコリが原因であるため一時的であるケースが多い症状であるという違いがあります。
ただし、症状が悪化するとスマホ老眼でも老眼のように一時的ではない症状となり、非常に重くすぐには治らなくなってしまうケースもありますので注意が必要です。

スマホ老眼になっちゃった!誰でも気軽にできる治し方とは

スマホ老眼の症状が生じる原因は目の周りにある筋肉のコリです。
肩こりなどのように筋肉をほぐしてあげることで治すことは可能です。
緊張状態にある筋肉を緩めてあげることがスマホ老眼の治し方のポイントとなります。

たとえば、ホットタオルなどを利用し目の周りを温め、血行を良くしてあげるというのもひとつの方法でしょう。目の上にホットタオルを載せて目の周りの肌表面を通る毛細血管を拡張させるこることで、より血液を通りやすくし、それと同時に目の周りの筋肉も緩ませます。
ホットタオルは水で濡らしたタオルをラップで包み500Wの電子レンジで1分ほど温めるだけで作ることができるので気軽に試すことができます。

また、筋肉が凝り固まってしまうのは、もともと長時間、目に重い負担を与えたことが原因となっています。
目をゆっくりと休ませてあげることはスマホ老眼の治し方の基本となります。さらに少しでも効果的な改善策をとりたいなら、目の筋力トレーニングを行う方法もおすすめです。

これで改善!スマホ老眼におすすめの目の筋力トレーニング

日常のちょっとした時間の合間にできるトレーニングにより目の筋肉のコリを改善させるおすすめのトレーニングをご紹介します。

1つ目がまぶたの開閉運動です。目をぎゅっと力いっぱい閉じたら10秒間そのままの状態をキープします。
10秒が経過した後に目を思いっきり開いたら同時に眼球だけを上に向けます。
続けて再度目をぎゅっと10秒間閉じたら、目を開いて今度は同時に眼球を下に向けます。これを2回繰り返します。

2つ目の筋力運動が8の字トレーニングです。顔を動かさないように固定した状態で、横に倒した8の字のラインに沿うことをイメージして目だけを動かします。
真っ直ぐ前を見た状態から、まずは右斜め上を見て、次に右真横、そして右斜め下を見たら、真っ直ぐ前を見る元の位置に戻します。
同様に左側にも円を描くように目を動かしますが、今度は右のときとは異なり、下から順に描いていきます。前方を見るところからスタートし、次に左斜め下、左真横、左斜め上と続けて、再度真っ直ぐ前を見た状態に戻します。このように左右に円を描くように8の字に目を動かす動作を3回繰り返して終了です。
イメージ通りに動かすことが難しい場合には、目の前で横に倒した8の字を指で描き、その指先を目で追うようにすると良いでしょう。目を上下左右に動かすことで血行が良くなり筋肉が和らぐため、スマホ老眼の改善につながることが期待できます。

スマホ依存に要注意!大切な目のためにも適度な時間で楽しもう

スマホ依存に要注意!大切な目のためにも適度な時間で楽しもう

スマートフォンを利用した後に周囲の景色がぼやけて見えるようになったり、まぶたのけいれんがおきるようになったり、近くにあるものが見えにくいと思わず手元のものを遠ざけるような仕草をしてしまっていたら、すでに「スマホ老眼」の症状が出ている可能性があります。

中高年から高齢者に多く見られる老眼のような症状ですが、20代や30代の若い年代に見られることが特徴的です。スマホ老眼は、若いから大丈夫と過度な安心をして放置しておくと症状が悪化し、長期化してしまうケースもあります。

気軽に使えて便利でさまざまな楽しみ方もできるスマートフォンをこれからも長く楽しむためにも、目を酷使させるような長時間の使用は避け、まばたきが少なくなるなか画面を見つづけることで目に大きな負担をかけることがないように適度に休憩を入れるようにするなど十分なケアを行いながら利用するようにしましょう。
また長時間使用してしまった場合には、気軽にできるケアやトレーニングで目の周りの筋肉をほぐしておくように心がけましょう。

オーマイグラス東京では、お客様さまの用途にあったレンズをご提供しています。また、レンズ交換のみも承っておりますのでぜひお気軽にご利用下さい。

メガネを作る前に、あなたの眼の年齢を測定してみませんか?

メガネのオーマイグラスでは、眼の年齢に合わせた画期的なメガネ提案を行っています。自分の目の年齢(眼齢)を知って、適切なメガネを作ることができると評判です。

あなたの生活スタイルやメガネの使用シーンをヒアリングさせていただき、最もストレスのかからないメガネレンズをご提案します。

診断は無料で予約受付中です。まずはお気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次