(Photo: miu miu公式facebook)
「miu miu(ミュウミュウ)」がブランドイメージを表現する方法として、不定期に発表しているショートフィルムをご存知ですか?
「Women’s tales(女性たちの物語) 」と題したシリーズで、様々なバックグラウンドを持った個性溢れる女性監督が、miu miu(ミュウミュウ)と女性たちの愛のストーリーを魅力的なショートフィルムで描いていきます。
1作目は、魅惑的で幻想的、絢爛な世界を描いたゾエ・カサヴェテス監督の『パウダールーム』、2作目はミュータントのファッションディーヴァたちを描いたルクレシア・マルテル監督のフィルムノワール『Muta』。
3作目、2012年に公開された『The Woman Dress』は、イタリアの女優であり監督のジアダ・コラグランデが、魅惑と欲望が満ちあふれる女性たちの世界を描き出しています。(ちなみに、コングランデ監督は俳優ウィレム・デフォーの奥様です)
主演は、イタリアの映画女優マヤ・サンサ(『夜よ、こんにちは』)、音楽は3人組のエレクトロニック・ポップ・バンド、Au Revoir Simone(オ・ルヴォワール・シモーヌ)がこの作品のために印象的なサウンドトラックを提供しています。
作品はこちら:『The Woman Dress』(音が出ます)
エレガントな13人の魔女がぶくぶくと煮えたつ大釜を囲む暗い洞窟。その壁に魔女たちのドレスの影が揺れています。衣服を纏わぬマヤ・サンサは浴槽へと導かれ、指先を切られて血が流れ出します—(中略)
本作品にはミュウミュウの主要なドレスが登場し、シュールで映画のような台詞や、赤い ベルベットのカーテン、音声の逆回転、非現実な演出といったミザンセーヌという映画の手法が取り入れられています。(miu miu公式サイト)
その中でお披露目されたサングラスが「カルト」です。複雑な過程で作られた個性的なフレームが特徴で、作品中で重要なアイテムの一つとして登場します。
今も人気がつづく「カルト」シリーズ
(Photo: miu miu公式サイト)
五角形というフォルムが新しい「カルト」は、たちまちセレブの間で人気に火がつきました。
ニューヨークを歩くミランダ・カーは、清潔感のある白いシャツに合わせて。
(Photo: miu miu公式facebook)
サングラスのインパクトが絶妙にマッチして、これぞセレブという上品で粋な着こなしに。
2012年のヴェネツィア国際映画祭に到着したところをキャッチされたナオミ・ワッツ。
(Photo: miu miu公式facebook)
黒でまとめた着こなしに、ヘア、アクセサリー、そしてフレームのゴールドが彩りを添えます。上手なリラックスカジュアルですね。
他にも「ゴシップガール」のセレブ高校生ブレア役でおなじみのレイトン・ミースターも愛用するなど、このカルトサングラスは、海外セレブやエディターのスナップで定番と化しているほどの人気です。
気になった方は、ぜひ「miu miu 公式 e-store」でチェックしてみてください。
ファッションだけではない、miu miuというブランドの意義
「女性たちの物語」は現在、7作目の韓国生まれのL.A育ちの映画監督So Yong Kimによる『Spark and Light』が公開されています。
miu miu(ミュウミュウ)のデザイナーであるミュウッチャ・プラダは、政治学で博士号を取得し、女性解放運動の先頭に立って活動していた時期もあり、現代女性の内面を表現できるデザイナーとして常に高い評価を受けてきました。
また、1993年にミウッチャ・プラダと夫で現オーナーのパトリッツィオ・ベルテッリによって設立されたプラダ財団は、「現代アートやカルチャーにおいて最も急進的な知的チャレンジ」を効果的に発信することを目的として、現代美術などの芸術活動を支援し、ミラノとヴェネツィアを拠点として展覧会を開催するなどの活動を続けています。
彼女の「女性」そして「現代アート」を支援する姿勢は、この「女性たちの物語」シリーズを発表していることにも表れています。
ファションだけではない、miu miu(ミュウミュウ)というブランドの持つ奥行きに、これからも引き続き熱い視線が集まりそうです。
Oh My Glassesでは、miu miu(ミュウミュウ)をはじめ、多数のメガネやサングラスをご用意しています。お好きなフレーム5本まで試着可能で、お気に入りのフレームのみを購入できるシステムも好評です。ぜひあなたの運命の一本を探すお手伝いにご利用ください。