(画像引用:OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)公式サイト)
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のブランドコンセプトは、「古き良き時代と現代の融合」。繊細なヴィンテージデザインと現代的で との絶妙なバランスのアイウェアは、多くの著名人に愛されています。
そのOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の創業者兼クリエィティブディレクターであるラリー・レイト氏。OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)オフィシャルサイトにて、「彼はオプティシャンとして完璧主義者」と紹介されていましたが、いったいどのような人物なのでしょうか?
今回は彼のアイウェアに対する実績と、熱い想いをご紹介します!
ラリー・レイト氏の実績
1987年、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)初のコレクションが開かれました。
レトロなデザインにインスパイアされたそのコレクションは世界的に取り上げられ、単なる視力の矯正道具というそれまでのアイウェアへの認識を変えることになります。ラリーのデザインは世界中の著名人が愛用するようになり、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)をラグジュアリーアイウェアブランドの代表格に押し上げていきました。
1994年、ビジネスセンスにおいて多くの共通点があったPaul Smith(ポールスミス)とライセンス契約を結び、「Paul Smith Spectacles(ポールスミススペクタクルズ)」を発表します。ラリーは今日まで引き続いている、プラスチックフレームのトレンドを広めたラミネート加工を発展させ、アイウェア産業の方向性を変えていきました。
1999年、プラダのパトリツィオ・ベルテッリ氏とコラボレーションを実現。大振りなグラデーションのフラッシュミラーレンズを用いたサングラスがコレクションの一つとして発表され、ファッション業界にトレンドとして君臨しました。
活躍するラリー・レイト氏
ラリーはさらに多くのブランドのデザインを手がけ、2001年、ラリーはマーク・ジェイコブズらと共にアメリカのトップ9人のデザイナーの一人として選ばれ、新しくデザインされたフォード・サンダーバードにちなんだ製品を作ることになりました。ラリーのサングラス「サンダーバード」は、各国のメディアのキャンペーンに登場しました。
翌年にはCFDA(アメリカファッション協議会)へアイウェアデザイナーとして初めて招待され、ラリーの業績とファッション界への貢献が認められたと共に、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)が単なるアイウェアブランドから、ラグジュアリーなファッションアクセサリーブランドとして認知されることになったのです。
ラリー・レイト氏のインタビュー
2012年5月、ラリー・レイト氏は来日。このとき、恵比寿のメガネショップ「Continuer(コンティニュエ)」にてレセプションが開かれました。その時のインタビューがContinuer(コンティニュエ)公式ブログにて紹介されています。
(画像引用:Continuer(コンティニュエ)公式ブログ)
アイウェアのことやショップのこと、物創りについて、プライベートなど、彼のメガネに対する熱い想いを感じることができる、興味深いインタビューとなっています。
このインタビューの中でラリーは、
「アイウェアは毎日、快適にかけられるモノで無くてはいけない」「かける人がより魅力的に見えるものが大事」「シャイな人がメガネを掛けることで強い人間のふりをすることだってできる。こういったことが、この仕事の面白さなんです!」「見た目をステキに見せるフレームを作ればいいということではなく、そこに物語を作り出すことができるのか?かける人の人間性を変えてしまえるくらいのフレームでなければならない。それこそが我々がフレームを作りはじめた理由でもあるのです」
と語っています。
今までの実績に甘んじることなく、今もひたすら最高のアイウェアを作り出すことに打ち込み続けるラリーの気質が、ここでも感じ取れます。
(画像引用:OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)公式サイト)
デザインすることを楽しむ人
ラリー・レイト氏の息子で、同じアイウェアデザイナーのギャレット・レイト氏はこう語ります。
「彼はとにかくデザイナーなんだ。だからビジネスのことにはあまり興味がなくて、デザインへのパッションが原動力。彼は毎シーズン、デザインをすることにわくわくしている。素晴らしいよね。」
優れたデザインの物を身に着けると、何かのスイッチが入ったかのようにテンションが上がってしまうことはありませんか?そんな魔法を作っていくことを心から楽しんでいるのではないでしょうか。どこか子供のような彼の表情からは、そんな様子が伺えます。
ラリーのアイウェアへの飽くなき探求心は、確かに「完璧主義者」の名に違いありませんね。彼のデザインするOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のメガネはこちらから探すことができます。
「かける人がより魅力的に見えるものを」追求したOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のメガネ。ぜひご自宅に取り寄せて、それを体感してみてください。