子どもたちが自ら新しいキッズアイウェアをデザインする、ic! Berlin(アイシー!ベルリン)のユニークな商品開発!

ic berlin kids project

ic berlin kids project

コアなファンを持ち、創業者ラルフ氏のユニークな人柄でも知られるドイツ発のアイウェアブランド「ic! Berlin(アイシー!ベルリン)」。

2013年、そのic! Berlin(アイシー!ベルリン)から新しいキッズアイウェアが登場しました。登場したコレクションは、これまでにもic! Berlin(アイシー!ベルリン)が扱っていたキッズモデルがさらなる進化を遂げて再リリースされたもの。

従来のコレクションに加え、2010年の秋にスタートした「キッズ・プロジェクト」から生まれたアイウェアも、新たにic! Berlin(アイシー!ベルリン)に登場。「キッズ・プロジェクト」は、これまでのように大人が子供のためにメガネをデザインするのではなく、子供たちが自分が掛けたいメガネを自らデザインするというプロジェクト。

今回はそのキッズプロジェクトをご紹介します!

目次

キッズ・プロジェクトとは?

子どもたちが自分たちでアイウェアをデザインする「キッズ・プロジェクト」は、ラルフ氏の「学びは学校の外にこそある」というフィロソフィーから発案されました。実際にデザインを手がけたのは、ベルリンに暮らす小学生たち。

大人になっていつのまにか染み付いてしまった既成概念を打ち破る、子どもたちの自由な発想からユニークなデザインが生み出されました。レインボーカラーのメガネや、フレームにまつげが生えたようなデザインのメガネなど、思わず驚いてしまうデザインが次々と誕生したのです。

このキッズ・プロジェクトは、単に子供たちにメガネのデザイン体験プログラムではありません。あくまで、実際に販売する商品を作り上げることがキッズ・プロジェクトのゴール。

子供たちはic! Berlin(アイシー!ベルリン)のデザインチームに自分たちの案をプレゼンテーション。プロのアイウェアデザイナーたちの意見をもらいながら、最終的に8つのデザインに絞りこまれました。

ic! Berlin(アイシー!ベルリン)キッズプロジェクト

デザインを絞りこんだ次は、メガネがどのような過程で作られるのかを実際の工場で学びます。子どもたちが自分たちで手がけたデザインを試作してみて、身に付けてみたのです。そこで彼らがぶつかった課題は「デザインと機能の融合」だったといいます。

「デザインは可愛いけれど、フレームに尖った装飾があるとかけていて危ない」といったことや、「面白いカタチだけど、掛けてみると視界が悪く使いづらい」など、見ためだけではなく、メガネにプロダクトとして求められる機能性に初めて気付き、デザインをどう改良するべきかを考えていったそうです。とても子どもたちが行った商品開発とは思えませんよね!

ic! Berlin(アイシー!ベルリン)キッズプロジェクト

こうして完成したキッズ・プロジェクトのメガネ。

実は、このコレクションの収益は全てプロジェクトに参加した子どもたちの学校に寄付され、校内の備品購入に使われることになっているんだとか。

これにより、子供たちは自分たちがデザインしたメガネが売れれば、学校生活を豊かにする新しい道具を得ることが出来ますが、もし収益が上がらなければ何も買えないという厳しい「ビジネス」を体感させることにもなりました。

このようなプロジェクトを実施し、大人も子供たちと真剣に向き合い、お互いに意見をぶつけあい、子供たちのデザインを世界に発表するメガネとしてブラッシュアップさせました。結果、2010年から始まったキッズプロジェクトから、8つのモデルが発表されました。

そんな彼らのデザインはこちら。8つのうちから、いくつかピックアップしてご紹介します。

とても子どもたちがデザインしたメガネとは思えない出来栄え!驚愕の一言に尽きます。

こうしたユニークなプロジェクトを思いつき、実行するところもic! Berlin(アイシー!ベルリン)のユニークかつ、魅力なのではないでしょうか。

ic! Berlin(アイシー!ベルリン)の日本法人は現在、スタッフを募集中だそうなので、もしこうしたモノづくりに興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次