グレゴリー・ペック主演の映画「アラバマ物語」へのオマージュによって生まれたOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のメガネ

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OMG Pressでもお馴染みのブランド、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)。

そのデザインは奇抜ではなく、シンプルで機能的。使う人をさりげなくより知的に引き立てる美しさで、数々のセレブリティや著名人を虜にしています。そして、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のブランドコンセプトは、「古き良き時代と現代の融合」。

ヴィンテージの繊細かつ上品な美しさを現代の技術で甦らせ、より完成度の高い商品を目指すというものですが、このブランドコンセプト通りのコラボレーションの事例があります。

50年以上前の映画からインスパイアされて発表された作品、「Gregory Peck」というメガネがそれです。今回はこのメガネのデザインのきっかけとなった、1962年製作・グレゴリー・ペック主演のアメリカ映画、「アラバマ物語」をご紹介します!

アラバマ物語・特報

<ストーリー>
アラバマ州の田舎町で暮らすフィンチ一家。父親のアティカスは、その知性と人柄で周囲から篤く信頼されている弁護士だ。アティカスの娘であるお転婆なスカウトは、兄のジェムや友達のディルと共に毎日元気に遊びまわっていた。

そんな或る日、アティカスに対して弁護の依頼が舞い込んでくる。それは白人女性に対する婦女暴行事件で、容疑者は黒人男性だった。人種差別の激しいアメリカ南部で黒人の弁護をするフィンチ一家は、周囲の心無い人々から中傷を受ける羽目になってしまう。

そしてやってきた裁判の日。陪審員は全て白人という被告にとっては絶望的な状況で、アティカスは滔々と弁護を開始する。
(引用元:Wikipedia)

目次

映画のキャラクターそのままの人柄

グレゴリー演じる弁護士アティカス・フィンチはアメリカの良心を体現したキャラクターとして非常に人気があり、2003年のAFI(アメリカ映画協会)が発表した「最も偉大な映画ヒーロー」で第1位を獲得。さらにこの役でグレゴリーはアカデミー主演男優賞も受賞しています。

亡くなる4年前の1999年のインタビュー。「理想の父親像は?」と聞かれると、ペックは「アラバマ物語の弁護士、アティカス・フィンチだね」と答えたそうです。私生活でのペックは、「あらゆる差別に反対する」という言葉を実践。穏やかで、礼儀正しく、慈愛に満ち、知性溢れ、勇敢な正義感を秘めたアティカス・フィンチ氏のイメージそのもの、誰からも好かれる人だったといいます。

グレゴリーと言えば「ローマの休日」の新聞記者・ブラッドレー役も有名ですが、「ローマの休日」出演当時、無名の新人女優だったオードリーに自分と同等のクレジットを与えることに同意。オードリーとは生涯に渡る友情を築きます。オードリーの晩年、「最後の時はスイスで迎えたい」と希望した彼女の願いを聞き入れ、グレゴリー・ペックは自家用ジェット機に彼女を乗せ、スイスの上空を飛んだそうです。

政治に関してはリベラルな発言が多かったため、当時の大統領リチャード・ニクソンからは政敵リストに載せられるほど警戒されていたとか。人望を買われて政界進出の噂が出ますが、本人は

「すでに自分は大統領役や歴史上の偉人をもう何人も演じている。これだけで充分ではないか?」

と噂を完全否定。役者としての道を全うすることを公言するというエピソードもあったそうです。

そんな「アメリカの良心」を体現したグレゴリー・ペックへのオマージュで作られた、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の「Gregory Peck」がこちらです。

(画像出典:OLIVER PEOPLES公式サイト)

OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のブランドコンセプトならではのヴィンテージデザイン。伊達メガネ用にかけても可愛いボストンタイプです。一度試してみてはいかがでしょうか?


OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の公式サイトはこちら >

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