BRAND HUMAN STORY #001
材料の特性を知り尽くし、セルフレーム造り45年

プラスジャック株式会社 代表取締役会長 津田 進 さん

このエントリーをはてなブックマークに追加
津田 進

プラスジャック株式会社 代表取締役会長
津田 進さん
SUSUMU TSUDA

プラスジャック株式会社
代表取締役会長

1951年 福井県丹生群宮崎村(現越前町)生まれ

福井県鯖江市で、かけごこちのよい眼鏡づくりを日々追求している津田さん。
そんなプラスジャック株式会社の代表取締役会長、津田さんの眼鏡づくり45年の匠の技が光るオリジナルブランド、「 +38A(プラスサバエ)」。極限まで材料を薄くし、かけごこちを追求したこだわりのプラスチックフレームにかけるその想い、Oh My Glasses のスタッフがお話を聞いてまいりました。

Oh My Glasses スタッフ羽地
聞き手
Oh My Glasses スタッフ羽地

鯖江市で40年にわたってメガネを生産

━━ どういったきっかけでメガネのお仕事にたずさわるようになったのでしょうか。

16歳の時に一番上の兄がメガネの仕事を始めて、それを手伝ったことがきっかけでスタートしました。その後、28歳で社長になり、以来はプラ枠(プラスチックフレーム)の生産とテンプルの加工を中心にやってきました。
メタルフレームの全盛期にはプラスチックフレームが全く売れなくなった時期があり、この仕事をやめようか考えたこともあったんですが、古くからのお客さんが「これだけは(生産を)お願いしたい」と言ってくださり嬉しかったですね。その時期に社名を現在のプラスジャックに変えました。派手なことはせず、誠実にコツコツと時代の波を乗り越え今に至ります。

実際に見せていただいたプラスチックフレーム枠の型。

+38A(プラスサバエ)のメガネフレームはこちらからチェック »

「デザインは設計ではなく、納得するかどうか」

━━ 商品ひとつを取ってみてもアセテートの磨きや、かけやすさなどのこだわりを感じるんですが、商品の製作や企画で心がけていらっしゃることは何ですか?

自分が納得するものが出来るまで追究する。
それからメガネは機能性と使い勝手、カッコ良さでお客様が納得された時点でデザインといえるのではないかと。(メガネを作るのに)優れた機械や工具があったとしても、実際に手に取って確かめないとわからないことがたくさんある。設計から作りこみまで、一から十まで把握し掛け心地が良い商品を製作しています。

機能性と使い勝手、カッコ良さを追求するために日々使われている道具。

すべての部位を磨けるようになるまで丸2年。熟練スタッフがひとつひとつ、手作業で研磨を行っています。

+38A(プラスサバエ)のメガネフレームはこちらからチェック »

「無限大の色が個性を活かす」

━━ 機能性と使い勝手というお話が上がりましたが、津田さんにとってメガネの魅力はなんでしょうか?

生地の色合いとさわり心地、なめらかさ、顔なじみなど。プラ(プラスチックフレーム)なら色は無限大に作れるし、それぞれのファッションになじむところが魅力です。個性は十人十色。自分でかけて、気に入ったものが一番ですね。

様々な色や柄のプラスチックフレームの板。

プラスチックだからできる、様々なファッションに合わせたテンプル。

━━ 最後に、今回のこのインタビューを見て興味を持った方のために、メッセージをお願いします。

メガネ=ド近眼とか、かつてのようなネガティブな印象がなくなってきたことは革命的と言えます。ファッションとしてメガネをもっと楽しんでください。そして、お気に入りとなる1本のメガネに出会ってほしいです。

+38A(プラスサバエ)のメガネフレームはこちらからチェック »

このエントリーをはてなブックマークに追加

津田 進さんのつくる、
PLUS38Aのアイテム

PLUS38A(プラスサバエ)

「ありそうでなかった匠の技」をコンセプトに、メガネ造り45年の匠 津田進がアセテート特有の柔軟性を十分に活かせる様、デザイン・設計・製造まで一貫して造った個性的かつ魅力的なセルフレーム。

ブランド情報を見る