セルフレーム修理で知っておきたい4つのポイント

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比較的リーズナブルに手に入り、普段使いのメガネとして活躍するセルフレーム。ふとした時に、壊れたり汚れたりしてしまうことがあります。そんな時は、自己流で修理せずにお店に相談してみましょう。セルフレーム修理で知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

目次

セル枠の蝶番が壊れても対応可能

毎日メガネをかけていると、ついうっかり壊してしまうこともあります。
よくあるのが、セル枠の蝶番が折れてしまうトラブルです。
手や足で踏みつけてしまったり、思い切りテンプルを開いてしまったりなど、ちょっとしたことでも蝶番が壊れることがあるため、修理件数も多くなっています。
折れた蝶番はメガネ店で修理できるため、無理に接着剤などで自己対応するのではなく、まずはお店に相談してみるようにしましょう。
壊れた蝶番を取り外し、熱を使って新品を埋め込むことでフレームにキズをつけることなく蝶番だけを修理することができます。
むやみに自分で直そうとするとフレームを傷めてしまい、さらなるトラブルにつながることがあるため注意しましょう。

セルフレームが折れた場合は要注意

セルフレームが折れた場合は要注意


セルフレームが折れてしまうと、修理が難しくなってきます。
蝶番が壊れた場合は、その部品だけ取り替えれば良いため比較的対応しやすいですが、セルフレームが折れてしまうとフレームそのものを修理しなければなりません。
金属フレームであれば溶接できますが、セルフレームの場合はプラスチックでできているため修理が困難なのです。

そのため、セルフレームが折れたら、メガネ店ではフレームを丸ごと交換したり、壊れた部分だけパーツ交換をしたりすることが一般的です。
もともとセルフレームは金属フレームより寿命が短いため、経年劣化によって1カ所が壊れてしまうと、続いて他の部分も壊れ始める傾向があります。
そのため3〜5年使用した上で突然フレームが折れたのであれば、フレームの寿命だと判断し、新品に交換することがおすすめです。

歪みは専用器具で修理する

歪みは専用器具で修理する


セルフレームは3〜5年程度で寿命がくるため、それくらいの時期にフレームの歪みが生じたら、経年劣化と判断して買い換えることをおすすめします。
もし寿命ではないのにフレームが歪んだら、修理対応を検討しても良いでしょう。
経年劣化以外でフレームが歪んだ場合、どちらか片方の手でメガネを外す習慣があったり、雑にメガネを置いてしまったりしていることが原因として考えられます。

フレームの歪みは目の負担につながるため、放置したり自分で直したりせずにメガネ店に持ち込みましょう。
メガネ店では、フィッティングをして正しい角度を調べた上で、ヤットコというペンチに似た形状の専用器具で歪みを修理していきます。
テンプルや丁番、ブリッジ、鼻パッドなど、歪みの原因になっている箇所を個別に修理し、正しい角度に戻します。

ツヤがなくなったら専用機械で磨き上げる

セルフレームを長期間使用していると、徐々にツヤがなくなることがあります。
このような場合もメガネ店に持ち込めば、専用機械でツヤ出しをしてくれます。
まずは変色した表面を薄く削り、続いてバフモーターという機械を使用します。
バフモーターとは、柔らかい布と固めの布が束状になった「バフ布」という布をつけた機械であり、スイッチを入れてバフ布を回転させ、そこにフレームをあてて磨いていきます。
表面を削り、その後バフモーターで磨くという工程を経ることでセルフレームについていた皮脂やホコリなどが綺麗に落ち、新品同様のツヤを取り戻すのです。
自分で拭いてもなかなか綺麗にならない場合は、メガネ店に持ち込んでみるとよいでしょう。

メガネのトラブルは自己流で修理せずお店に頼ろう

毎日メガネをかけていると、折れたり歪んだりといったトラブルがつきものです。
もしメガネが壊れてしまったら、早めにお店へ相談するようにしましょう。
自己判断で接着剤やガムテープを使用したり、直さず使用し続けたりしていると、メガネや目の負担になってしまいます。

メガネ店では専用の器具や機械を使いながら、新品同様に修理してくれるため、まずは持ち込んでみることがおすすめです。

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