素材や技術への飽くなき探求心「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」のブランドスピリットをひも解く

(Photo BAO BAO ISSEY MIYAKE公式サイト)

ファッション・美容関係者、おしゃれ大好きセレブたちが手にしている、三角のピースを集めてつくられたバッグ、BAOBAOを展開しているISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)

このバッグからもわかるように、布、プラスチック、籘、紙など、あらゆる素材の可能性を追求し、職人達により受け継がれてきた伝統と、先鋭的テクノロジーを共存させることで、時代が求める新しい衣服を提案し続けてきたブランドです。

あのスティーブ・ジョブズも、そのデザインと品質の高さに惹かれた一人で、彼のトレードマークである黒のタートルネックはISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)のもの。生産停止後も私物をサンプリングさせ、つくらせたなんて逸話もあります。

服づくりへの強いこだわりによって生まれた革新的ファッション

ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)は、多摩美術大学図案科を卒業しパリに渡った三宅一生が、Guy Laroche(ギ ラロッシュ)、Givenchy(ジバンシィ)などでの経験を経て、帰国後の1970年に「三宅デザイン事務所」を設立。翌年の1971年、ブランド「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」としてニューヨークにてコレクションを発表したことからスタートします。

パリではエレガントな技巧、ニューヨークでは機能と実用性を重視する服づくりを学んだ三宅一生は、70年代に入ると、日本をはじめ、世界の伝統的な技術を受け継ぐ職人のもとを訪れ、失われつつある糸、染め、織りなどの技術を研究し、モダンなデザインとして蘇らせることに成功します。

1993年、たたんでもしわにならないプリーツ加工が施された、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE(プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ)をスタート。機能、汎用性、これまでに見たことのない個性的で美しいアイテムは、一世を風靡しました。

(Photo PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE公式サイト)

2000年春夏コレクション以降は、滝沢直己、藤原大、宮前義之、高橋悠介らにブランドを引き継ぎ、2004年に設立した財団法人三宅一生デザイン文化財団において、アーカイブづくりやデザイン文化交流、若手の作家・アーティストなどを中心とした人材育成に力を入れています。

素材や技術への飽くなき探求は、2011年から始まったアイウェアコレクションにもしっかり引き継がれています。コンセプトデザイナーに津村耕佑(つむらこうすけ)を起用し、フランス・サバスボア社と三宅デザイン事務所とが共同開発。

ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)のアイウェアとは?

「STREAM」をコンセプトに掲げたISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)のアイウェアは、「見たい」という好奇心を抱いた瞬間に生じる思考の「流れ」を表現しており、静かで穏やかな「流れ」や渦状で勢いのある「流れ」のイメージを、シンプルかつ斬新なデザインに落とし込み、シャープでありながら快適な掛け心地を実現しました。

それでは、大人の魅力を引き出してくれるISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)のアイウェアをご紹介いたしましょう。

IMSG09-2
(Photo Oh My Glasses商品ページ)

フロントにプラスティック、テンプルにメタルを使用したバタフライタイプのサングラス。シンプルながら、テンプルにはコンセプトを感じさせるデザインが施されており、上品で落ち着いた印象となっています。

ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)のアイウェアには、最新技術によって製作されたオリジナルヒンジを用いています。

(Photo Oh My Glasses商品ページ)

このような数々のこだわりが集約し、ブランドスピリットを具現化した革新的で機能性に富んだアイウェアがつくられ、その機能美が表現されています。

敷居が高いブランド、と思っていた方も、ぜひ一度お試しされてみてくださいね。

Oh My Glassesでは、ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)をはじめ、多数のメガネやサングラスをご用意しています。お好きなフレーム5本まで試着可能で、お気に入りのフレームのみを購入できるシステムも好評です。あなたの運命の一本を探すお手伝いに、どうぞ利用ください。

 

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