メガネは着こなしの「舵取り役」、アウターとの合わせ方で印象はこれだけ変わる

こんにちは、メンズファッションブロガーのMです。ファッション業界は秋冬シーズンに突入、セレクトショップや百貨店では沢山の秋冬モノが店頭を賑わせていますよね。

中にはすでに「お気に入りのアウターを購入した」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そのアウターに合わせるメガネについては、どれほどこだわっていらっしゃいますか?

“メガネは顔の一部”なだけに、着用している人の印象や雰囲気を大きく左右するアイテム。極端に言うとまったく同じ格好をしていても、メガネを変えるだけでガラリと雰囲気を変えることができる最強の変装ツールとも言えます。それだけ強力なツールなのですから、着こなしにも大いに役立てたいところ。

例えば同じコートを着ても、かけるメガネによって着こなしの方向性にアクセントをつけたり、違う方向にハンドルをきったり、あるいは真っすぐスピードを加速させることも可能。つまりメガネはファッションの重要な“舵取り役”なのです。

ということで今回は、私物のレザーコートを題材に「同じアウターでも着用するメガネによって雰囲気が変わる」という事例をご紹介したいと思います。

目次

モードな着こなしを加速させる『黒のスクエアタイプ』

ガッチリとした真っ黒なレザーコートに合わせるメガネと言えば、真っ先にこのタイプを選ぶ方が多いのではないでしょうか?黒のセルフレームのスクエア。

コートの圧倒的な存在感に負けず、さらに黒のレザーコートが持つモードな雰囲気を何倍にも加速させるような効能を持つ一本と言えます。外国人に比べると日本人に多い“アッサリ顔”の程よいアクセントにもなるだけに、かけやすいタイプとも言えますね。

『黒のラウンドタイプ』でちょっとした変化球を楽しむ

「黒のスクエアはカッコよ過ぎて気恥ずかしい」という方にお奨めしたいのがこのタイプ。同じ黒のセルフレームでもラウンドのデザインを選ぶだけで、強く張り詰めたモードな着こなしに、柔らかな雰囲気をプラスすることができます。いわゆる“ハズシ効果”というやつですね。

ちなみにこちらのメガネは、OMGで購入した『TYPE Garamond Bold-Black』です。

『カラーフレーム』でPOPなスパイスを

同じセルフレームでも今度は黒以外の明るめカラーのフレームをチョイス。写真だと少しわかりにくいかもしれませんが、事例として選んだこちらのフレームは赤みが強いパープルです。

真っ黒なコートを着こなしのメインに据えると、どうしても全身黒づくめかアンダーなトーンでまとめがち。それだとかなり厳つい感じになってしまうので、メガネでアクセントを。

少し明るめのフレームのメガネをかけるだけで着こなしがグッとPOPになりますね。

『メタルフレーム』でギャップを演出する

最後にご紹介するのはメタルフレーム。どちらかというとスーツやジャケットなどのコンサバなスタイル時に着用するイメージが強いフレームですが、だからこそ敢えて黒のレザーコートというモードなアイテムとかけ合わせてみます。

するとどうでしょう。コートなハードなイメージに相反する“知的さ”が加わることで、そこに生じたギャップがちょっとしたミステリアスな雰囲気を演出。“不良っぽいエリート”という少女漫画に出て来そうなモテキャラに変身できます(笑)。

こちらもOMGで購入した『NewTrad METAL +omgチャーリー』です。

ファッションに敏感な人ほど、秋冬モノが立ち上がったばかりの8月くらいからどんどん購入していますから、シーズンに入った頃には人気のアイテムは品切れになりがちです。みなさんも是非ショップに足を運んで秋冬モノを吟味してみてくださいね。


M
メンズファッションブロガー。1965年生まれ。中古レコード店、新聞社、出版社、電機メーカー勤務などを経て45歳の時に独立。現在は月に3万5千人が訪れるブログ『Mのブツ欲日記』を運営。メガネ歴35年以上のベテランでもある。最近はブログ執筆の傍ら、株式会社三越 伊勢丹が運営する伊勢丹新宿店や、アマゾンジャパン株式会社が運営する通販サイトAmazon.co.jp とコラボレーションしてドレスシューズを製造販売するなど、ファッションアイテムの企画も手がけている。

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