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みなさんは「less than human（レスザンヒューマン）」というブランドをご存知でしょうか？言葉を直訳すると「人間以下」という意味ですが、その衝撃的な名に負けない独特さと強烈な個性を持ったアイウェアを製作しているブランドです。今回はこちらのブランドをご紹介します！
less than human（レスザンヒューマン）とは？
アバンギャルドで遊び心のあるデザインが魅力のアイウェアブランド「tse tse（ツェツェ）」。そのアートディレクターを務めた今井康裕氏と、OLIVER PEOPLES（オリバーピープルズ）、Paul Smith（ポールスミス）、アイヴァンの企画担当と、tse tse（ツェツェ）のデザイナーの経歴を持つ甲賀潤氏、渡仏し、alain mikli（アランミクリ）で4年間アシスタントを務めた西尾渉氏。
このアイウェア業界の一流のデザイナーである3人が集まって「作りたい物をつくりましょう」と立ち上げたのがless than human（レスザンヒューマン）の始まりでした。
「馬鹿でエロティックでアナーキーな装飾品」というブランドコンセプトの元、2002年のデビューコレクションを発表。繊細な女性美や人間内部などがデフォルメされたそのエキサイティングでパワー溢れるアイウェアデザインは注目を集めます。
音楽・ファッション・アニメなど様々な分野とのコラボレーションも活発におこなっており、イギリスのクラブシーンで人気のレーベル「NINJA TUNE(ニンジャチューン)」とのコラボレーションモデルや、 ウィリアム・バロウズとアレン・ギンズバーグの「麻薬書簡」をテーマにしたモデル、ウルトラマンの怪獣とのコラボレーションモデル、ゴルゴ13、キューティーハニーなど様々なジャンルでのコレクションを発表。
幅広いデザイン
大胆な色使いと様々なフォルムのフレームを使用しており、その時々のテーマ毎にデザインされることによる、捉えどころの無いアイウェアデザインの幅広さが「less than human（レスザンヒューマン）」の魅力のひとつです。
過去には、森鴎外や三島由紀夫などの日本の著名作家名をもじってアイテム名にした「大正ロマン」というラインも発表。品番に三島 由起夫（340Uキ0）や与謝野晶子（43ノアキ5）、正岡子規（0サ0カ4キ）など有名な詩人の名前が暗号で刻印させたフレームはどこかニヒルで退廃的で、セルロイドフレームのイメージにぴったりでした。
最近では、渋谷・原宿・銀座・青山をモチーフにデザインされたブランド「Tokyo Snap」のプロデュースや、キッズライン「less by kodomo（レスバイコドモ）」なども発表。そして、最新のless than human（レスザンヒューマン）2013年春コレクションのタイトルは「5150」。
こちらはロス警察の無線信号から取られたもので、アメリカのハードロックバンド、ヴァン・へイレンのアルバムにも同タイトルのものがあります。その意味は「犯罪を犯す可能性大の狂人」。とてもアナーキーで攻撃的なコンセプトです。
less than human（レスザンヒューマン）のメガネは、そこに惹きつけられる人が多いのではないでしょうか。そんな本ブランドのフレームを、いくつかご紹介します！
KICK-ASS-9610
KICK-ASSモデルは、セルとメタルシートを重ねてミルフィーユ構造されているスクエアタイプ。メタルシートを独特な形状でテンプルに流しているのが特徴です。ラメの入ったブラウン系のチェック柄が、落ち着きとユーザーの個性を際立たせてくれます。 使いやすいスクエアタイプは顔の形を選ばない、スタイリッシュなフレームです。
672-2n4n-2020
672-2n4nモデルは、フレームとは別に帽子のツバのようなエッジの効いたメタルがフレーム上部について、どこか攻撃的なフォルムです。メタル素材ならではの曲線美と横から見たときの立体感は圧倒的な存在感が魅力的なフレームです。またチタンを使っているので丈夫でしなやかで軽く、掛け心地も抜群。ブラックのカラーにテンプルエンドのブラウン系が知的さをより演出してくれるコレクションです。
この他にもless than human（レスザンヒューマン）のメガネフレームはこちらから探すことができます。アーティスティックな、尖った、個性的なアイウェアをお探しの方は是非覗いてみてはいかがでしょうか？
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