先週は東京の街で「COME(Collection of Modern Eyewear)2014」、「SLIT(Salon de Lunetterie International Tokyo) 2014」、「BLOW」などメガネの展示会イベントが開催されました。
まず私たちが最初に訪れたのは国内外のハウスブランドが集う展示会「COME 2014」。
COME 2014
「COME 2014」は今年も渋谷ヒカリエで開催されました。開催初日に足を運んだためか、人の数はそれほど多くなく、ゆっくりと見て回ることができました。
立ち寄った「杉本圭(UGIMOTO KEI)」のブースでは、杉本圭彦さんにお話を伺うことができました。「流行は追いかけるものではなく、作り出すもの」と語る、杉本さん。
昨年の「シルモドール(Silmo d’Or)」においてメガネフレーム部門にノミネートされた「ks-52」を見せてくださいました。マツケリの生地を使い、海外の人向けにデザインしたというモデルは、印象的な2色のカラーを組み合わせて作られたもの。太いフレームにも関わらず、やぼったさのないデザインが素敵なメガネです。
会場はあちこちで商談が行われていました。業界の方々は定番ともいえる春の展示会イベントで挨拶をされていました。
増永のブースは昨年と似た空間に。増永(MASUNAGA)の新作はユーザーに人気な細めのフレーム。細さにこだわりながらも、質を落とさないように太さが必要な部分は太くなったメガネフレームが並んでいました。
それ以外にも、KAMURO(カムロ)やMicedraw Tokyo(マイスドロートーキョー)、lafont(ラフォン)、ボストンクラブなど、様々なハウスブランドの展示が行われていました。
昨年よりは広々とした印象を受けた会場に、alanmikli(アランミクリ)や、Factory900といったブランドもブースを出展。
全体的に細いフレームのメガネ、丸みを帯びた玉型(レンズシェイプ)が多い印象でした。
お次はヒカリエから副都心線で明治神宮前駅まで移動し、「SLIT 2014」へ。
SLIT 2014
ハウスブランドも複数出展している「COME 2014」と違い、「SLIT 2014」はヨーロッパブランドが集結する展示会。こちらも会場は去年と同じく、原宿のYMスクウェア原宿内にあるリストランテ ベニーレベニーレ。
こちらはベルリンから初めて出展した「ADRIAN|MARWITZ 」。コンセプトもしっかりしており、以下の映像も素敵なブランド。
「ADRIAN|MARWITZ」のデザイナー(上の写真右)は若い方で、これからが楽しみなブランドです。
ヨーロッパのブランドが手がけてるメガネフレームたちは、かける人は選ぶけれども非常に個性的なデザインのものが多い印象でした。上のPARASITE(パラサイト)もそのひとつ。
「SLIT 2014」には上の写真のようなメガネの形を模した小物の販売も実施されていました。メガネの形をした小物にはなかなかカワイイものが多いので、メガネの形が好きな方はチェックしてみてもいいかもしれません。
今回は残念ながら「BLOW」にまで足を伸ばすことができませんでしたが、「COME」と「SLIT」の展示会の様子をお伝えしました!
以下のリンクから昨年のレポートや、最近イタリアで開催された世界最大のメガネの展示会「mido 2014」の模様も知ることができますので、ご覧いただければと思います。