ic! berlin(アイシーベルリン)の虹色な新色メガネ、エレクトリックカラーのモデル「julius」がカッコイイ!

この秋、ドイツ・ベルリン発のアイウェアブランド「ic! berlin(アイシーベルリン)」の新作コレクションで注目すべきなのは、なんといっても新色のエレクトリックカラー!

パリで開催される世界的な展示会「Silmo(シルモ)」にて、メガネ界のアカデミー賞とも呼ばれる「Silmo d’Or(シルモドール)」にノミネートされたic! berlin(アイシーベルリン)のエレクトリックカラーのモデル「julius」。

今回は、そんなic! berlin(アイシーベルリン)の新色、「エレクトリックカラー」シリーズの秘密に迫ります!

目次

ic! berlin 新色の秘密

ic! berlin(アイシーベルリン)の新色、「エレクトリックカラー」シリーズは、見る角度によって色が変化し、これまでに見たことがなかったようなとても綺麗なモデルです。ですが、これはただ色が綺麗なだけではありません。

実は今回、ic! berlin(アイシーベルリン)から新色が登場した背景には、品質に対するic! berlin(アイシーベルリン)のポリシーと、画期的な技術革新が存在するそうなんです。ic! berlin(アイシーベルリン)のメガネには、塗料を吹付ける塗装ではなく、PVDコーティングという摩耗などに非常に高い耐久性を持つ技術が用いられています。

PVDとは、「Physical Vapor Deposition」の略で、物理蒸着法を意味します。このPVDコーティングは、比較的低温(400~600°C)で形成され、この工程では金属が窒素などと反応して蒸発し、切削工具表面に硬い窒化物コーティングを形成するそうです。

PVDコーティングは硬いため、材種の耐摩耗性が増します。また、PVDコーティングの圧縮応力により、切刃じん性および熱亀裂に対する耐性が強化されます。こうした特性を持つPVDコーディングは、通常のネジ付きメガネよりも、パーツの表面がこすれ合う機会が多いic! berlin(アイシーベルリン)のヒンジに最適な技術とされています。

ただ、これまではこのPVDコーティングの技術を持ってしても、鮮やかな色は落ちやすかったといいます。そのため、ic! berlin(アイシーベルリン)では高い品質を保つために、不良が起きやすい色、落ちやすい色は使用していませんでした。

コーディングのイノベーション

ic! berlin(アイシーベルリン)のエンジニアチームによる長年の研究により、このコーティングに技術革新がなされました。新たなコーディング技術を用いて生み出されたメガネは、パリでの展示会『Silmo(シルモ)』に満を持して発表され、メガネ界のアカデミー賞と呼ばれるSilmo d’Or(シルモドール)にノミネートされました。

この新しいコーティング技術を簡単に説明すると、透明なクリスタルの粒子でナノレベルの薄い層をメタルの表面に作り、そのクリスタルの光の反射によって色を生み出すのだそうです。上の写真のように鮮やかな虹色のカラーバリエーションが出せるようになりましたが、実はこれらのカラーがすべて同じ素材から作られているのだとか!

このクリスタルによるコーティングは非常に強い耐久性を持っていて、これまでの鮮やかな色は落ちやすいという弱点を克服したことで、ついにic! berlin(アイシーベルリン)に新しいカラーたちが仲間入りしました。

ic! berlin(アイシーベルリン)New 4colors

今回追加されたカラーは、「electric violet」、「electric light blue」、「electric turquoise」、「electric magenta」の4色。

新しいカラーを作り出す技術を手に入れたic! berlin(アイシーベルリン)が、今後どのようなメガネを生み出すのか、期待で胸が高鳴りますね!

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