「Carmant(シャルマン)」の堀川社長がカンブリア宮殿に!鯖江産高級アイウェアブランドの軌跡に迫る

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みなさんは「カンブリア宮殿」というテレビ番組をご存知ですか?

正式な番組名は、「日経スペシャル カンブリア宮殿 〜村上龍の経済トークライブ〜」。その名前の通り、小説家、映画監督として知られる村上龍さんの冠番組であり、女優・タレントの小池栄子さんが出演されるトーク・ドキュメンタリー。

テレビ東京系列局などの地上波テレビ局、日経CNBCで放送されていて、日本経済新聞社の冠スポンサー番組でもあります。有名な会社の経営者たちが出演し、ビジネスマンを中心に注目を集め続けている人気番組です。

この「カンブリア宮殿」の11月7日放送の回に、福井県鯖江産の高級ブランド「Carmant(シャルマン)」を提供する株式会社シャルマンの代表取締役会長、堀川馨(ほりかわ・かおる)さんが出演します。シャルマンの軌跡を知りたい方は、ぜひこの記事と合わせて番組もご覧ください!

目次

鯖江といえば、「Carmant(シャルマン)」

「Carmant(シャルマン)」は、1956年に福井県鯖江市で創業したアイウェアブランド。そのブランド名は、フランス語で「魅力的な」という意味を持つ「charmant」に由来します。メガネフレームの小さな部品製造がCharmant(シャルマン)の始まりでした。

創業の後、日本が誇る工業技術力と鯖江の職人のもつ技術力をベースに、Charmant(シャルマン)はメガネのかけ心地を追及、既成の概念にとらわれない自由な発想をもって製造・開発にあたります。こういった姿勢が功を奏し、一部品メーカーから総合メガネフレームメーカーへと転換していきました。

Carmant(シャルマン)は「柔らかく曲がって元に戻るチタン」や「チタンを劣化させず溶接するレーザー技術」など独自の技術を次々と開発。その後、Carmant(シャルマン)は、各地のメガネ小売店に向けて直接販売を開始します。これは、当時メガネ業界の常識であった、「卸業者を通じての販売」という手法を覆すものでした。

シャルマン (Charmant) ZT-11773-KH
シャルマン (Charmant) ZT-11773-KH

製造から販売までをすべて自社で管轄するという体制を確立したCarmant(シャルマン)は、メガネの輸出を開始、世界的に事業展開を始めます。現在では、世界中に6ヵ所にオフィスを持ち、100カ国以上に年間730万本以上のメガネフレームを販売する世界有数の総合メガネフレームメーカーとなっています。

小さな部品メーカーだった会社を、上流から下流まで生産を手掛けるトップメーカーへと変化させ、それまで分業が当たり前だったメガネ業界の常識を打ち破ったシャルマン代表取締役会長 堀川 馨(ほりかわかおる)さん。そんな堀川さんの経歴は以下の通り。

1934年6月福井県生まれ
1959年滋賀大学経済学部卒業繊維商社を経て
1961年兄が経営する眼鏡フレームの部品メーカー、堀川製作所(現ホリカワ)に入社
1968年㈱堀川製作所に法人改組、社長に就任
1975年眼鏡フレームの販売会社シャルマン眼鏡設立
1995年シャルマングループの会長に就任
2007年4月㈱シャルマン代表取締役会長

従業員数は世界で3000人近く。日本の地方の部品メーカーから世界で展開するブランドを作り上げた堀川さんの話は、メガネに由来のある人ならもちろん、メガネと関わりのない方でも聞いてみて損はないはず!

鯖江の名物ブランド「Carmant(シャルマン)」メガネは、こちらからチェックすることができます。世界に知られるブランドのモノづくりをぜひチェックしてみてください。

 

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