(Photo:Some rights reserved by Texas.713) アイウェアブランドは、世界中に存在しています。 それぞれの国の文化、特徴を反映したブランドとなっていることが多くなっています。メガネを知ることで、その国を知る。そんな国の知り方も面白いかもしれません。 今回は、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカの6カ国からメガネブランドをピックアップして紹介していきます。さて、みなさんはいくつご存知でしょうか?
イギリス
まずは紳士の国とも呼ばれるイギリスで生まれたアイウェアブランドから紹介していきます。
・ポールスミス(Paul Smith)
イギリスといえば、アパレルブランド「ポールスミス(Paul Smith)」発祥の地。様々なファッションアイテムの中には、アイウェアラインの「ポールスミススペクタクルズ(Paul Smith Spectacles)」もあります。
・オリバーゴールドスミス(Oliver Goldsmith)
そのほかにも、1926年にイギリスで創業した老舗アイウェアブランド。モナコ王妃グレース・ケリーをはじめ、オードリー・ヘプバーンやマイケル・ケインなど、その時代を代表するミュージシャンや映画俳優達が愛用。
フランス
続いては豊かな文化が育まれてきた国、フランス。
・アランミクリ(alain mikli)
今でこそファッション目的での着用も増えてきたメガネですが、最初からこうだったわけではありません。メガネを矯正器具から、ファッションアイテムへと引き上げたということで知られるブランド、それがアランミクリ(alain mikli)です。アランミクリ(alain mikli)の登場によって、それまでメガネが持っていた閉塞感やマイナスイメージを取り払いました。
・ラフォン(LAFONT)
1923年に、ルイ・ラフォンがパリ・マドレーヌに眼鏡店・ラフォンブティックをオープンしたのがアイウェアブランド「ラフォン(LAFONT)」の始まり。 100年、4世代に渡り蓄積してきたラフォン独自の技術により、パリの中で生まれたアイデンティティを形にしています。
・フレデリック・ボーソレイユ(Frederic Beausoleil)
「ネオクラシック」をコンセプトに、機能と美しさ・技術とデザインの融合を目標に持ち続けるアイウェアデザイナーのリーダーの一人、フレデリック・ボーソレイユ氏によって立ち上げられたブランドが「フレデリック・ボーソレイユ(Frederic Beausoleil)」です。 アランミクリ(alain mikli)と共にフランスのアイウェアシーンを牽引してきたパイオニア的ブランド。
ドイツ
続いてはその高い技術で有名なドイツ。
・アイシーベルリン(ic! Berlin)
(Photo:アイシーベルリン(ic! Berlin)公式サイト) 当時28歳だったラルフ・アンダール氏によって立ち上げられたアイウェアブランドが「アイシーベルリン(ic! Berlin)」です。「スクリューレスヒンジ(ネジなしバネ蝶番)」という構造を持ち、ネジや接着剤を用いず、フロントフレーム、テンプル(つる)、クリップの組み合わせで完成するシンプルな仕組みで注目されました。 一本一本のメガネ異なるコメントが書いてあったり、全製品のテンプルにはラルフ社長の携帯電話の番号が入っていたりと、ユニークさ、チャーミングさがブランドにあらわれています。
・マイキータ(MYKITA)
アイシーベルリン(ic! Berlin)の立ち上げからデザインを担当していたデザイナーが、コンセプトの違いから独立して2004年に立ち上げたアイウェアブランドがマイキータ(MYKITA)です。 マイキータ(MYKITA)の語源は、ドイツ語で幼稚園という意味を持つ「My Kindertagesstaette」。この言葉から名前をつけた理由は、彼らの工場がもともと幼稚園があった場所に建てられたからだとか。
・ルノア(Lunor)
アンティーク眼鏡の収集家としても名高いゲルノット・リンドナー氏がデザイナーをつとめ、1991年に立ち上げられたブランドがルノア(Lunor)です。過去の名作とも呼ぶべき眼鏡たちからインスピレーションを受けてデザインされたクラシカルなメガネを世に送り出しています。
アメリカ
国の歴史は長くなくとも、新しいものが次々と生まれている国アメリカでも、アイウェアブランドは誕生しています。
・オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)
「古き良き時代と現代の融合」をテーマに、ヴィンテージ歌いるを現代に蘇らせたのがオリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)。1986年にロサンゼルスでその歴史がスタートした同ブランドは、シンプルかつ知的なデザインが人気を呼び、ハリウッドスターなどセレブにも愛用されています。
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の公式サイトはこちら >
・オークリー(Oakley)
モトクロスのハンドグリップから歴史がスタートしたブランド、「オークリー(Oakley)」は、これまでに450以上の技術特許を取得。その高い技術で、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すアイウェアを生み出しています。
・ディータ(DITA)
1995円にハリウッドで創業されたディータ(DITA)は、「型にはまるな」というコンセプトもと、斬新なアイウェアを提案しています。フレームは日本の鯖江の工場で生産されており、高い技術を誇ります。
・レイバン(Ray-Ban)
アメリカで生まれ、今は世界最大のイタリアのアイウェア企業、ルックスオティカ(Luxottica)社に買収されたサングラスブランド「レイバン(Ray-Ban)」。 もともとはパイロット用サングラスの開発からスタートしたレイバン(Ray-Ban)。ウェイファーラー、アビエイター、クラブマスターと人気のモデルを次々と生み出しているサングラスブランドの老舗です。 いくつか海外の有名アイウェアブランドをピックアップして紹介しました。いかがでしょうか?みなさんはいくつご存知でしたか? 今回紹介したブランド以外にも、「このブランドが足りない!」といったご指摘もお待ちしておりますので、コメント等いただければと思います!