大手メガネチェーン「メガネドラッグ」は、東京都大田区に本社があり、メガネやコンタクトレンズなどを販売しています。メガネドラッグのマスコットキャラクターは桃太郎の『モモちゃん』でも知られるメガネの販売店です。
メガネドラッグの会社の設立は、1972年。その後、1973年に1号店となる新橋店をオープンしました。現在では、新宿、池袋、渋谷、自由が丘、吉祥寺、錦糸町、蒲田など、東京都を中心に関東地区で約80店舗が出店しています。
今回は、メガネドラッグのことを紹介します。
メガネドラッグの成り立ち
メガネドラッグの創業者はその社名の通り、元々は薬局を経営していました。ある日、その創業者がメガネを作りに眼鏡屋さんに行くと、眼鏡はとても高く、「安くしてくれないか？」と頼んだといいます。ですが、メガネは安くできないと言われてしまいました。
最近では、眼鏡の安売りが当たり前になってきていますが、1970年代の当時は違いました。創業者が自分で眼鏡について色々調べてみると、眼鏡は利幅が大きいということがわかり、利幅を下げて、自ら安く販売を始めたのがメガネドラッグ創業のきっかけだと言います。
メガネドラッグのサービス精神
メガネドラッグは、会社の哲学に「フィッティングが肝」というものがあります。フィッティングができないような状態では眼鏡フレームは販売しないという方針をとっています。メガネドラッグではない他店で購入したメガネもメガネドラッグで調整することもあるんだとか。
そのほかにも、小売店でありながら売り上げ重視ではなくサービス精神を養うことを大切にした
「売上を競うよりサービスを競え」
という社訓を掲げて、信用という財産を増やすことを大切にしていたり、
「メガネを売る者はメガネを知るべき」
というモットーのもと、「メガネドラッグの社員は全員メガネをかけている」そうです。これはフジテレビ系列のテレビ番組「トリビアの泉 ～素晴らしきムダ知識～」でも紹介されたことがあるんだとか。
メガネドラッグの店舗の前にはメガネの洗浄器が置かれています。これは近所の人が通りかかった際に、メガネを綺麗にするのに使ってもらえればと、メガネドラッグが最初に始めたものだそうです。
メガネドラッグで取り扱われるメガネ
メガネドラッグのメガネはセットで取り扱っており、全てのセットにフレーム＋レンズ＋メガネ拭き＋メガネケースが含まれるスタンダードなスタイル。セットの価格は、9,800円、13,000円、15,000円、21,000円と別れており、セットの値段ごとに扱っているブランドが異なります。
レンズも目的によっていくつか選ぶことができ、カラー、素材、疲れ目のサポート、紫外線対策、遠近両用など、様々なレンズが用意されています。基本は、薄型（1.60）UVカット＆超撥水コート付きのレンズを使用。追加で料金を支払うと、超薄型レンズ（1.67/1.74）や超薄型遠近両用レンズにすることもできるようになっています。
メガネ以外にもコンタクトレンズや補聴器など幅広く取り扱っています。
メガネドラッグのクチコミと評判
ではインターネットで見ることができるメガネドラッグの評判や口コミには一体どのようなものがあるのでしょうか？すこし見てみましょう。
接客が素晴らしくて、知識もしっかりしていました。アフターサービスも良いので、長く使い続けるのにはメガネドラッグがいいと思いました。（20才・女性・フリーター）
メガネドラッグで購入していないサングラスを修理しに行ったら、無料で直してくれました。とてもサービスが良かったので次からは絶対にここを利用したいと思います！（18才・女性・高校生）
接客サービスはすごく良いです。10年以上使っている眼鏡のネジを交換してくれたり、鼻パッドも痛んでいるとすぐに新しいものに換えてくれます。もちろん無料で。買ったときには高いと思ったけれど、長く使えるのでお得だと思います。次もこちらで購入するつもりです。（女性）
サービスを重視した哲学を持ち、それを徹底しているおかげか、評判や口コミにも良いものが多くなっています。JINS（ジンズ）やZoff（ゾフ）、眼鏡市場といった安い価格帯のメガネを提供するメガネチェーンと比較されていることもあまりなく、長くメガネを使うつもりでメガネを買う人にとっては有力候補と言えるのではないでしょうか。
スタッフコラム「メガネと私」や「メガネドラッグのある風景」といったウェブサイトのコンテンツからも、メガネドラッグがメガネやお客さんへの愛情が伝わってきます。
店員さんとの関係や、メガネとの長い付き合いを考えている方は、一度メガネドラッグに足を運んでみてもいいかもしれません。
