世界に誇る「made in sabae」ーメガネ職人の高い技術が集まる地、福井県鯖江市

鯖江駅前

鯖江駅前

雪も溶け、まさに春になろうとする3月、OMG Pressは「眼鏡の聖地」と呼ばれる地、福井県鯖江市を訪れました。メガネフレームの国内シェアは96%。世界シェアにおいても約20%を占めていると言われる鯖江市。就業者の6人に1人はメガネ産業に従事しているという眼鏡の街。

メガネに関係する仕事に就いている人なら避けては通ることのできないこの土地を、OMG Pressでも取材してきました。

 

目次

made in sabae

sabae megane factory
(写真:鯖江メガネファクトリー

メガネに携わる人々の間ではすっかりと名前が知れ渡っている鯖江ですが、まだそれほど知らないという方のために、まずは鯖江市のことをご紹介していきます。

産地における眼鏡枠製造は、100年を超え、日本の眼鏡づくりの歴史と言えます。明治38年に創始者と呼ばれる増永五左衛門が、眼鏡は必需品になるという先見のもと、農閑期の副業として、少ない初期投資で現金収入が得られる眼鏡枠づくりに着目。

当時、眼鏡づくりが盛んであった大阪や東京から職人を招き、近在の若者に眼鏡の製造技術を伝えたことが始まりと言われています。

(引用:鯖江メガネファクトリー)

最初は、農作業のがあまり発生しない時期、農閑期の副業としてメガネのフレームづくりが始まったといいます。明治時代から始まった鯖江のメガネづくり。今では眼鏡製造の産地として、その高い技術力が世界で高い評価を受け、そのメガネフレームの生産シェアは、国内の約95%を占めていると言われています。

最近では、長年培ってきた眼鏡製造技術における加工技術を活かして、メガネ以外の精密機器や医療分野など、異業界の製品・技術開発に関わるなど、新たな領域を開拓しつつあります。

 

Oh My Glassesと鯖江

まさに職人の街と呼ぶにふさわしい鯖江市。OMG Pressの兄弟サイトでもある眼鏡の通販サイトOh My Glassesも、鯖江とは深い関係を持っています。

Oh My Glassesは、「日本のモノづくりを、ビジネスを通じて元気にしたい」というコンセプトを抱き、日々メガネの販売を行なっています。鯖江のメガネメーカーは規模がそれほど大きくないところも多く、1店舗ずつ営業をかけ、自分たちの作るメガネを取り扱ってもらうことには大きなコストがかかります。

Oh My Glassesのプラットフォームを利用してもらい、鯖江ブランドの販路を増やすことに貢献できたらとの考えから、Oh My Glasseは国内で初めて鯖江ブランドのメガネをECで取り扱うことができるようになりました。

職人技が光る日本製メガネ

メガネ産業に携わる鯖江の人々

鯖江で生まれるメガネは、決して安い値段のものではありません。ですが、その値段にはそれ相応の理由があります。こめられた想い、細部へのこだわり、かけられる工数など、ひとつのメガネは数多くの丁寧な作業の積み重ねによって生まれています。

作っている職人の人にスポットライトを当てることで少しでもブランドのことを伝え、鯖江ブランドのメガネの良さに気づいてくれる人を増やす役割をOMG Pressではになっていきたいと考えています。

今回は、その一環として鯖江でメガネ産業に従事される方々に、お仕事のこと、地域のこと、これからのメガネのこと、いろんなお話を伺って来ました。今後、少しずつご紹介していきます、お楽しみに!

 

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