OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)20周年記念ショートフィルム、ロバート・エヴァンズとコラボした「MIND GAMES」

今回はOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)20周年記念で製作されたショートフィルム、「MIND GAMES」をご紹介します!ハリウッドの伝説のプロデューサー、ロバート・エヴァンズとのコラボレーションです。

まずは映像をご覧ください。

目次

「MIND GAMES」・映像

いかがでしたでしょうか?

屋敷に売り込みにやってくる女性。車のすれ違い様に目が合った女性と素敵な食事。スキャンダル…。
「ゴッド・ファーザー」「ある愛の詩」「ローズマリーの赤ちゃん」などをヒットさせたハリウッド伝説の映画プロデューサー、ロバート・エヴァンズの私生活を彷彿とさせるストーリーになっています。

タイトルの「MIND GAMES」の名の通り、音楽も映像も心理的な怖さを高めてくるような演出なのですが、このフィルムに所々出てくる「temptation(誘惑)」「fascination(魅惑)」「decadence(堕落)」「scandal(スキャンダル)」「glamour(魅力)」などの言葉の数々。誘いに乗ったら痛い目に合うとわかっているのに、ついつい誘惑に勝てずに溺れてしまう…。人間の欲やエゴをじわじわとついてくるようで、観ていて引き込まれます。

そして、さりげなく映像に散りばめられているOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のクラシックなサングラスが、官能的な雰囲気を際立たせる小道具になっています。今回、フィルムの中で使われたメガネのひとつがこちらです!

(画像出典:OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)公式サイト)

OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)らしいクラシカルな雰囲気と、現代的なデザインのバランスが感じられるメガネになっています。

ロバート・エヴァンズとは?

ハリウッド史上、最も華麗でスキャンダラスな伝説のプロデューサーと呼ばれたロバート・エヴァンズとはどんな人物だったのでしょうか?

彼の自伝的小説「くたばれ!ハリウッド」から、エヴァンズの波瀾万丈な人生をご紹介します!

兄と共同経営していたアパレル会社の成功で富を得たロバート・エヴァンズ。女優ノーマ・シアラーに見出されて、映画「千の顔を持つ男」に出演。憧れのジェームズ・キャグニーとの共演を果たしたエヴァンズは、たちまちのうちにスターの階段を駆け上ります。

しかし、彼が目指したのは俳優でも監督でもなく、権力を全て握れるプロデューサーでした。34歳にしてパラマウント映画の幹部に抜擢。あれよという間にのし上がっていく様はまさにアメリカンドリームでしたが、同時にそれは神経をすり減らす悪夢との隣り合わせのギャンブル人生でもありました。

エヴァンズが成り上がれたきっかけは、大物を後ろ盾につけたこと。彼には大物を虜にする天性の才能があり、女性は誰もが彼を好きになったと言われるほどの魅力の持ち主でした。

映画「ローズマリーの赤ちゃん」では変わり者で有名なロマン・ポランスキーと意気投合。彼をヨーロッパからハリウッドに呼び寄せ、この映画を撮らせて大ヒットさせますが、翌年、ポランスキーの留守宅をヒッピー集団が襲撃。ポランスキーは欧州に出掛けていて留守でしたが、彼の妻シャロン・テイトをはじめ、その場に居合わせた全員が無惨に虐殺されるという事件が起きました。

エヴァンズ自身、この日ポランスキー邸に招かれていたのですが、編集作業が長引いたおかげで、九死に一生を得たというエピソードもあります。

女優、アリ・マッグロー主演の「ある愛の詩」ではロマンス映画ブームを作るほどの大ヒット。エヴァンズとアリは恋に落ち、やがて結婚して子供を授かるのですが、出産直後の妻とほとんど顔を合わせることもなく、「ゴッドファーザー」の製作に打ち込み続け、やがてアリはスティーヴ・マックィーンのもとに去っていくのです。

ある愛の詩・予告

多大な犠牲を払って完成した「ゴッドファーザー」は、アカデミー賞作品賞を受賞するという大成功を収め、その後もハリウッドの革新的な映画作りを続けたエヴァンズでしたが、80年代の「コットンクラブ」における興行的な失敗などで、やがて「誘惑者(プロデューサー)が(麻薬に)誘惑されたのだ」の言葉通り、ドラッグに溺れていき――。

エヴァンズの本「くたばれ!ハリウッド」は映画化され、2002年にボストンやシアトルの批評家協会賞や、2003年のゴールデンサテライト賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。「近年最も面白いドキュメンタリー映画」として高い評価を受けました。

ハリウッド映画よりもスリリングな彼の人生のエッセンスが、1分半のモノクロのショートフィルムに散りばめられている気がします。

人生の喜怒哀楽の傍に、さりげない存在感を示すOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のアイウェア。是非Oh My Glassesでお探しになってみてはいかがでしょうか?

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