いよいよ花粉が舞う季節が訪れました。日本全国の広いエリアで花粉シーズンに突入しており、外に出るとマスク姿の人、Facebookなどで「花粉が辛い。。」と書き込んでいる方を多く見かけます。
今春の花粉の飛散量は「多い」と予想され、地域によってはなんと昨年の5-6倍(!)もの花粉が飛ぶと予測されています…!みなさん外に出る際は、メガネにマスクを装着、室内に入るときは衣服についた花粉を落とすことを忘れずに!
とはいえ、いくら花粉をブロックしても体質がよくならないことには症状は和らぎません。そこで今回は、マスクやメガネなどとは違った花粉症対策をご紹介します!
手軽に始める日本式漢方薬膳入門サイト
その方法とは、なんと漢方や薬膳によるもの!日々の食事から少しずつ花粉症の症状に効くものを摂り入れ、おいしく健康的な生活を実現しつつ、花粉症対策をしてしまおうというなんとも欲張りな方法!
これまでであれば、こうした手段が思い浮かんだとしても、漢方や薬膳について学ぶことのハードルの高さにあきらめてしまう人も多かったと思います。しかし!料理のレシピを投稿するサイト「クックパッド」が、新たに手軽にスタートさせることができる日本式漢方薬膳入門サイト「漢方デスク」が登場したことで、知識がない人でも手軽に漢方にトライすることが可能になりました。
漢方医学って何?
長い歴史を持つ漢方。もちろん花粉症に効くものも存在しています!東洋医学の考え方に則って、普段の食生活から花粉症に対応していくためのレシピが「漢方デスク」で紹介されています。
漢方における花粉症のタイプ
漢方では花粉症が、「薄くてさらさらの鼻水」タイプと、「熱感があり鼻づまりが強い」タイプの2つに分けられるようです。それぞれのタイプごとに体質改善のためのアドバイスは変わるそうで、「漢方デスク」では各症状に合わせた、注意点やレシピが紹介されています。
薄くてさらさらの鼻水
漢方におけるタイプが「水毒、寒証(すいどく、かんしょう)」と診断されるこちらのタイプは、【涙があふれる/むくみやすい/めまいがする/たちくらみがする】といった症状に。
首・へそ下・手首足首を温める、適度な運動をするという生活習慣を心がけ、生冷飲食(生もの、冷たいものを飲食すること)、寒い環境といった生活習慣を避けるようにしましょう。
熱感があり鼻づまりが強い
漢方における「水毒、熱証(すいどく、ねつしょう)」と診断されるこのタイプは、【目のかゆみが強い/むくみやすい/めまいがする/たちくらみがする】といった症状が現れます。
こちらの症状では、汗をかく程度の運動、乾布摩擦といった習慣を心がけ、身体を温める食材の過食、過剰の飲酒、熱い環境といったものを避けるようにしましょう。
筆者はどうやらこの2つのタイプどちらにも当てはまるようなので、これからの食事の参考にさせてもらおうと思います!今回ご紹介した「漢方デスク」は、花粉症予防のほかに、冷え性改善、風邪予防、便秘解消など、様々な症状に合わせたレシピが紹介されています。
これを機に日頃の食生活も改善していけるといいですね!