こんにちは。
目の病気として多くの人がかかってしまう、白内障。
一度は聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
今日はそんな白内障とメガネについて書いていこうと思います。
白内障って何?
そもそも白内障とはどんな病気なのでしょうか。
白内障にかかった目
画像引用元(Flickr)
白内障とは目の中にある水晶体が白色や灰色に濁ってしまうことで、視界がぼやけて見えてしまう病気です。
メガネをかけても、ぼんやりした視界が治らないのは白内障の症状の一つです。
また、物が二重や三重に見えてしまうこともあります。
白内障の原因
白内障の原因の殆どが老化による目の悪化が原因だと言われています。
そのため高齢者に多い病気ですが、早い人だと40代で発症してしまう危険性もあります。
糖尿病や栄養失調などの病気が白内障を引き起こすこともあり、若い人でも白内障にかかってしまう人がいるのです。
そのほか、アトピーによるものや先天性によるもの、放射能によるものといった原因があります。
白内障の予防
目の老化は誰にでも起こるため、白内障になるリスクは全ての人にあります。
少しでも進行を遅らせるために、対策を心がけてみるのはいかがでしょうか?
まず一番の予防法、それは食生活のバランスをとることです。
とりわけ次の栄養素を摂ることが白内障予防に有効です。
・ビタミンC
パセリや赤ピーマン、レモン等の中に比較的多く、ビタミンCが含まれていると言われております。
現実的に必要なビタミンCをこうした生のものから十分に取り続けるのは難しいと思いますので、サプリメントで補完することも有効な方法です。
・ビタミンE
大豆や植物油、うなぎなどに多く含まれています。
・ルティン
ルティンという栄養素が最近、注目を浴びています。
ブルーベリーのように目に効果があるということで多くのサプリメントが開発されています。
・注意!
古い油を使った揚げ物や古い魚の干し物は白内障を進行させると言われています。
油がもったいないと、放置した油を使ってしまうことがありますが、摂取には注意しましょう。
このように、ちょっとしたサプリや食生活の意識を変えることで、白内障の進行を遅らせることができます。
画像引用元(Wikipedia)
・メガネによる対策
白内障はメガネを使うことでも進行を遅らせることができます。
目は日々日光にさらされることで、「日焼け」をし、徐々に老化していき、白内障の進行を進めることになってしまいます。
ですので、紫外線対策のためにUVカットのメガネレンズを使うだけでも白内障の進行を食い止めることができます。
アウトドアスポーツ全般、ゴルフや野球、サイクリングなど、外に出るスポーツ時には必ずサングラスをかけましょう。
最近では、インドア派の人のためにも、パソコンから出る有害な青い光を遮る特殊なレンズを使ったPCメガネなども開発されています。
日々の生活の中で目を使う場面は沢山あります。
その場にあわせてメガネを使い分け、目を守ることが重要です。
白内障になってしまったら
それでも老化とともに白内障にかかってしまう人は多くいます。
白内障なのかもしれない、と思ったらなるべく早くお医者さんに診てもらうことをオススメします。
人によって白内障の進行スピードは異なり、初期症状の方であれば、サングラスやメガネをかけることで対処できますが、進行が早い人や糖尿病を患っている方など、手術が必要な方も多くいます。
安心した生活を送るためにも、日頃からメガネやサプリメントを有効に活用して対策していきましょう。