これまで”似合う”メガネの選び方と題して、メガネ選びの基本的なポイント、メガネフレームの色を選ぶポイントをそれぞれ紹介してきました。
三回目の今回は自分に似合うメガネを選ぶポイントの1つ、カラーレンズの選び方を紹介していきたいと思います。
欧米ではカラーレンズは一般的で、広く普及していますが、日本では緩和されてきたとはいえビジネスシーンでの規制や抵抗感も相まってそれほど浸透していません。
それでも、最近ではオフシーンを中心にカラーレンズも広がりを見せており、これから徐々に浸透していくことが予想されます。
カラーレンズは非常に便利かつ機能的で、色をを変えるだけで簡単に雰囲気を変えることや、お洒落をすることが出来ますし、肌の透明感や若々しさの演出、目元を綺麗に見せてくれる効果もあります!
今回は自分に似合う色の選び方を紹介しますので、是非ご覧ください!
似合うレンズの色選びのポイント
各色の特徴
実際に自分に似合うレンズの色を選ぶ際には、各色がどのような効果をもたらしてくれるのか把握しておくことが重要です。
ここでは、カラーレンズの主となる6色がどういった印象を与えてくれるのか、紹介していきたいと思います。
グレー系
カラーレンズの定番と言える存在で、大抵の方に違和感なく顔になじんでくれるレンズです。クールで大人な印象を与えてくれます。最も日差しを遮る効果が高く、観光や野外で行動する時に役立ちます。
グリーン系
色の再現率が高く、最も視界を自然に見せてくれます。レイバンカラーとも言われ、レトロな印象を与えてくれます。目に優しく、ジョギングや釣りに向いています。
ブラウン系
肌と同系色でなじみやすく、堀を深く見せてくれる効果があります。レトロで柔らかい印象を与えてくれます。コントラスト効果が高く、ゴルフなどのウィンタースポーツに向いています。
ブルー系
目元の透明感を引き立ててくれるレンズです。爽快感がありクールな印象を与えてくれます。車のヘッドライトや、日差しをややカットしてくれ、ハイキングやスキーといったスポーツに向いています。
イエロー系
日差しをカットする効果は期待できませんが、ファッション性が高く、最もコントラスト効果が高いレンズです。物をはっきりと見せてくれるので、夜間や悪天候でのドライブに役立ちます。
ピンク系
ファッション性が高く、血色を良く見せる効果があるので顔を明るく見せてくれます。日差しをカットする効果はほぼないですが、目元を明るくしてくれるので、室内でも気にせず着用できます。
ざっと、紹介しましたが自分に似合う色、見つかりそうでしょうか?
顔の形に合わせるという点では、一般的に、瞼がくぼんだ方には膨張色、腫れぼったい方には収縮色が良いとされています。
それでも、どこから入っていいかわからないという方は、グレー、ブラウン、グリーンといった人気の定番から入るのが無難ですが、個人的には、男性には爽快感と品を与えてくれるブルーを、女性にはファッション性が高く、女性らしさを引き出してくれるピンクをオススメします!
是非お試し下さい。
レンズの濃さ選びの注意点
自分に似合う色を選んだら、その濃さを調整することも重要です。
日本人は全体的に色が白いので、淡い色にするのがオススメで、レンズの濃度で言えば40%~50%の目が少し隠れる程度が理想とされています。
一般的に私たち日本人は、70%~80%の濃度のレンズを好む欧米人に比べて眩しさに対する耐性が高いと言われているのでレンズの濃度を下げても大丈夫です。
淡い色だと、つまらない、差別化できないという方は、濃い色を選ぶ際にグラデーションになっているレンズを選ぶがポイントです。
肌の白い日本人が、単色の濃い色のサングラスを掛けてしまうと顔から浮いてしまいがちですが、グラデーションのレンズだと薄い部分の色をとってくれて顔に自然になじんでくれます。
単色でなく、グラデーションのレンズを選ぶことによって、顔になじみやすくなるだけでなく、見る角度によって表情を変えてくれる効果もあるので非常にオススメです。
日本人の方は無難な色を選ぶ傾向が強いので、インパクトのある色に挑戦するのも良いですよね。
今回は自分に似合うレンズの色の選び方を紹介してきましたが、お役にたてれば嬉しいです。
是非、皆さんもにカラーレンズに一度トライして、自分に似合う1本を発見して欲しいと思います!
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