こんにちは、OMGブログ担当のニシムラです。皆さんは、こちらの写真、何の写真だと思いますか?
「水中メガネ?」にしては、目の周りを密閉してくれなさそう・・・。
「ゴーグル?」でも、レンズの横のダイヤルはみたいなのはいったい・・・?
実はこれ、adlens(アドレンズ)というメガネなんです!adlens(アドレンズ)は、レンズ内の液体を調整することで、誰でも自由に度数が調節できる代物で、近視、遠視はもちろん、老眼にまで対応している優れもの!
度数の調節が可能なので、地震などの災害時にメガネやコンタクトが壊れてしまったり、なくしてしまった際に、誰でも自由に使うことのできるメガネとして開発され、昨年の震災以来、家庭での防災グッズとして注目されています。
こちらは、緊急用のアドレンズ、アドレンズ エマージェンシーです。
続いてこちらは、同じく自由に度数が調整できるメガネ”eyejusters”です。
“eyejusters”は、2枚のレンズの距離をダイヤルで調整することで、自由に度数が調整できるメガネです。
そして、こちらの”eyejusters”は、調整時以外はダイヤルを取り外すことができる点が、特徴です。
さて、これまで紹介してきたadlens(アドレンズ)や”eyejusters”は度数を決める際に、眼科医の診察にかかる必要がありません。
また、視力が落ちてしまったり、老眼になってしまった際にも新しくメガネを買い替える必要がありません。
そのため、新しくメガネを買う際のコストも下がり、またメガネを買い替える必要がないため、金銭的な余裕のない新興国の貧しい人々でもadlens(アドレンズ)や”eyejusters”なら、これまでに比べ少ない負担でクリアな視界を手に入れることができます。
adlens(アドレンズ)や”eyejusters”は、このようなメガネの特性を活かし、新興国の中でも眼鏡が大多数の人にとって贅沢品であり入手困難なルワンダに焦点を当て、普及をさせようと試みています。
目標は、推定約750万人いるルワンダの8歳以上の国民全員の視力を検査し、必要とする全ての人に眼鏡を提供すること、だそうです。
彼らのビジョンが世界中に広がり、ゆくゆくは世界中の人々が、視力で不自由のすることのない世界が来ることを願って止みません。
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