同じみのRay-Ban(レイバン)というブランドの紹介記事です。
今回は第7回目という事でRay-Ban(レイバン)のことを最も知るために、現在のRay-Ban(レイバン)ブランドを所有しているルックスオティカ社について書きたいと思います。
前回までの記事は下記のリンクから読むことが出来ますので、是非ご覧ください。
- 第1回:Ray-Ban / レイバン#1 – はじまりについて
- 第2回:Ray-Ban / レイバン#2 – トップブランドへの道のり
- 第3回:Ray-Ban / レイバン#3 – 不朽の名作ウェイファーラー
- 第4回:Ray-Ban / レイバン#4 – 空飛ぶ男がかけるアビエイターとは?
- 第5回:Ray-Ban / レイバン#5 – 5つの絶対偽物を買わないための注意点
- 第6回:Ray-Ban / レイバン#6 – 長瀬智也や中田英寿(Hidetoshi Nakata)も愛用するオリンピアン
1999年にRay-Ban(レイバン)はルックスオティカというイタリアの企業によってブランドを買収されました。
Ray-Ban(レイバン)ほどのブランドを買収できるこのルクソティカとはいったいどんな企業なんでしょうか?
今回はルックスオティカという企業を見てみます!
ルックスオティカを見る。
ルックスオティカとは、2009年全世界での売上:7000億円の売上を誇る世界最大のイタリアのアイウェア企業で、2位のサフィロが2000億円でした。約3倍近く引き離していました。
さらにルックスオティカグループでは現在、12つのハウスブランドと25のライセンスブランドを保有しています。
例を出しますと、Ray-Ban(レイバン )や オークリー、ペルソール、ヴォーグ、オリバーピープル、シャネル、ドルチェ&ガッパーナ、ダナ・キャラン、ポロ、ラルフ・ローレン、プラダ、ブルガリ、バーバリー、ベルサーチまで取り扱っています。
つまり、高級ブランドから、スポーツアイウェアまでを取り扱う世界最大規模のメガネメーカーなのです。
また、ルックスオティカの特徴は卸と小売の両方を展開しているところにあります。
さらに、ルックスオティカという企業に関して、wikipedeiaで調べてみると、ルクソティカの成長の早さには驚きだらけでした。
ここからルックスオティカの歴史を見てましょう。
ルックスオティカの歴史
1961年
ルックスオティカは、イタリアのLeonardo Del Vecchioという人物が、1人ブルーノで創業したところから始まります。
彼は持っていた金属の技術をメガネに使用することを決め、イタリアのメガネ産業の拠点であるアーゴルドに移動をしました。
1971年
ルックスオティカはイタリアのメガネ界で成功を見せ始めます。
約10年という早さで世界最大級のアイウェア産地のイタリアで成功を収める早さは凄いですね。
さらに、ルクソティカの進撃はここからはじまります。
1974年
垂直型経営の展開をすべく、設計や製造、販売、卸・小売販売などの事業を収めるために、流通会社を買収しました。
ここでルックスオティカは他社との差別化をし始めます。
現在のアイウェア企業を見ても、垂直型経営で展開しているところは珍しいですね。
1981年
そしてに初の海外拠点をドイツに設けました。
ここから海外展開を視野に入れて、基盤作りを始めます。
1988年
アルマーニとライセンス提携を結びました。
ライセンス契約もアルマーニを皮切りに非常に早いスピードで提携します。
1990年
ニューヨークに拠点を設けました。
証券市場に上場をした事で潤沢な資金を集め、さらに飛躍します。
1995年
トップのサングラスメーカーであるペルソールを買収しました。
画像引用元(ペルソールウェブサイト)
1999年
Ray-Ban(レイバン)の買収を行いました。
画像引用元 (レイバンウェブサイト)
Ray-Ban(レイバン)を買収し、スピードを緩めると思いましたが、ここでルックスオティカは止まりませんでした。
2003年
オーストラリアのシドニーで展開をする OPSMを買収しました。
2005年
中国市場で大型の小売店を経営グループ企業の買収をしました。
ここでアジアでのアイウェアのマーケットもいち早く目をつけ動いていますね。
2007年
スポーツアイウェアのトップにいたOakley(オークリー)をUS$2.1bnで買収をしました。
さらに2011年末にも大型の買収を行なっています。
画像引用元 (オークリーウェブサイト)
いかがでしょうか?約50年で、いち個人が始めたアイウェア企業が、古参の大企業であったペルソールやRay-Ban(レイバン)を買収し、世界中のラグジュアリーブランドと次々と提携し、世界一位に上りつめるスピード感は。
ルックスオティカは、今度はどこのブランドを狙っているのでしょうか?
今後もルックスオティカはアイウェア業界では目の離す事ができない存在ですね!
また、以下は余談になりますが、ルックスオティカ社になってからのRay-Ban(レイバン)は、様々な面で変化をしました。
変化した事が多くあるので、全てを挙げることはできないですが、Ray-Ban(レイバン)ブランドにとって最も大きく変化したのは、産地が米国からイタリアになったことが大きいのではないでしょうか?
そして、昔のボシュロム社が出していたRay-Ban(レイバン)のモデルを好む方が多くいたようで嘆いた方もいたようです。
しかし、その悩みを解決する如く、ルックスオティカ社は、近年数多くのRay-Ban(レイバン)の復刻版として、過去の人気モデルを出し始めました!
モデルとしては、Ray-Ban(レイバン)の中でも非常に人気を誇ったClubmaster(クラブマスター)も出ていたりすようです!
是非ルックス社から出されたRay-Ban(レイバン)の復刻版モデルもチェックして見てください!!
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