最近では、海外を中心に医療の現場でも先端のテクノロジーが導入され始めています。
たとえば、ある外科医ではGoogle Glassの利用を初めています。手術の順序の確認のために用いたり、役立つ情報をオーバーレイさせて表示させたり、あとでの分析やトレーニングのために、手術の様子を録画するためなどに使われています。
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Evena Medical
「Evena Medical」という名前のプロダクトは、患者の肌を透過して見ることが可能なメガネで、これを装着する医師や看護師にとって患者の腕から静脈を見つけることが簡単になります。従来のアイウェアの上からでも装着することができるそう。
このアイウェアは見ている画像を、BluetoothやWi-Fi、3G回線などを通じて遠隔の場所に転送することもできます。オーディオ機能なども備えており、写真や映像を記録し、トレーニングに役立ったり、よりコミュニケーションを早く行うことを可能にします。
これまでにも、Ray-Ban(レイバン)のサングラスでiPhoneが充電できる「RayBan Shama Shades」や、目の診察が可能な医師用アプリ「Peek Vision」など、未来を感じさせるアイウェア関連のテクノロジーを紹介してきました。
アイウェアがカバーする範囲は今後ますます広がっていくのかもしれません。