トップランナー達に快適な視界を。SWANS(スワンズ)のマラソン用サングラスの歴史に迫る!

(PHOTO:Some rights reserved by emilydickinsonridesabmx)

最近では、ランニングやウォーキングの時にサングラスをかけている人が増えてきました。紫外線から目を保護するなど様々な理由から広がっていきましたが、アスリート達のサングラスの歴史はどのように始まったのでしょうか?

今回は、SWANS(スワンズ)のマラソンサングラスの歴史に迫ってみたいと思います!

目次

バルセロナオリンピックとマラソンサングラスの開発

1970年前後に始まったスキーブーム。これに後れを取らず、1971年には欧州からの輸入品ばかりだったスキーゴーグル市場に、初めて国産のSWANS(スワンズ)ゴーグルが登場します。

これがプロのスポーツ選手から高い評価を受け、翌1972年、アジア初の冬季五輪、札幌オリンピックのスキージャンプ競技で、SWANS(スワンズ)のサングラスをつけた選手達が表彰台を独占。オリンピックやプロスポーツでトップアスリートに向けてスポーツグラスを開発する流れが始まります。

1992年のバルセロナ五輪では、日本陸連から依頼を受けてマラソン専用サングラスを開発。代表選手にサングラスを配り、銀メダルを獲得した有森裕子選手、4位入賞の山下佐知子選手らがSWANS(スワンズ)のサングラスをつけてバルセロナの街を走りました。SWANS(スワンズ)のマラソンサングラスの歴史はここからスタートしたのでした。

(PHOTO:Some rights reserved by king nikochan)

野口みずき選手の「さかさまサングラス」

その後も、SWANS(スワンズ)は選手とのヒアリングを重ね、顔の形状や走り方をも考慮し、全く新しいサングラスを開発します。それが2004年のアテネオリンピックの女子マラソンで、金メダルを獲得した野口みずき選手のサングラス「e-nox α」です。

テンプルを通常のサングラスとは逆の、下部に取り付けることにより、重心を下げ、上下動・振動によるサングラスの揺れを無くすことに成功。選手に快適な装着感と視界を提供したサングラスですが、 これは後に「さかさまサングラス」としてマスコミから注目され、後に「野口選手のかけているサングラスは何?」「一般に販売されていないの?」という問い合わせがSWANS(スワンズ)に殺到したそうです。

(画像出典:SWANS(スワンズ)公式サイト)

今までの技術の集大成のサングラス「双(SOU)」

2007年には、強さと機能性、かけ心地を兼ね備えた二眼モデル「Airless Wave 」を発売。「ランニングやウォーキングで快適な装着感を実現する」ことをコンセプトに、長時間の着用でもまったく重量感が気にならない16gという軽さを実現。弾力のあるナイロン製のフレームを採用することで、ねじったり引っ張ったりしても壊れにくく、レンズとフレームの間に小さな隙間を設け、レンズを曇りにくくするというサングラスを開発します。

さらに2008年、これまでの技術の集大成とも言えるサングラス「双(SOU)」が誕生します。一眼シールド形レンズの視界の良さと二眼レンズの光学性能の良さを併せ持ったツインレンズ、揺れの少ない低重心テンプルなど、「目を護る」という基本機能を徹底的に追及し、アスリートのパフォーマンスをサポートするサングラスは、多くのアスリート達が愛用しています。

こちらは女性用、小顔用として「SOU-C」を新たにラインを展開しており、視界の広さは従来のまま確保し、タイトに着用したい方にお勧めのサングラスになっています。
(画像出典:SWANS(スワンズ)公式サイト)

SWANS(スワンズ)のマラソンサングラスの歴史を駆け足で見てきました。アスリート達からのヒアリングを重視し、過酷なレースの支えになろうとする姿勢がマラソンサングラスの開発の歴史に表れていたと思いますが、いかがだったでしょうか?

初夏の爽やかな季節に軽く走ってみようかなと思っていらっしゃる方は、快適なランニングのお供にSWANS(スワンズ)のスポーツサングラスがおすすめです。

Oh My GlassesではSWANS(スワンズ)サングラスの取り揃えが多数あります。是非、チェックしてみてくださいね。

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