誰かが作ったルールになんか縛られない、アイウェアブランドOakley(オークリー)創業者ジム・ジャナードの言葉と精神

Oakley(オークリー)の最大の魅力のひとつは、「Technology Wrapped in Art―テクノロジーをデザインというアートで包み込む―」というブランドポリシー。今日は、斬新で美しいデザインと、ユーザーにとっての機能性を常に考えたアイウェアブランドOakley(オークリー)の創業者、ジム・ジャナードの言葉をご紹介します。

目次

Oakley(オークリー)創業のきっかけ

「世の中にあるすべてのものは、改善することができるし、実際改善されるだろう。問題は、いつ、誰がそれをやるかだ」
(引用元:Oakley Innovation – History of Oakley | Oakley.com)

1975年、ジム・ジャナード氏はOakley, Inc.を設立。立ち上げの資金は、わずか300ドル。モトクロス用のハンドクリップを自身で製作したのがOakley(オークリー)の始まりでした。

モトクロスとはオートバイ競技の一つで、起伏に富んだコースで競われます。レースの進行と共に路面コンディションが変化したり跳ねたり飛んだりといった激しい動きも多く、世界各地で市民参加の草レースから公式レースまで様々なレベルで行われています。


(Photo: Some rights reserved by mugley)

当時、モトクロスバイクのハンドグリップは、雨や汗で滑るのが当然でした。アマチュアのモトクロスライダーだったジムはかねてよりハンドグリップの性能に不満を抱いており、優れたグリップ力と高いデザイン性を求めて研究と開発を重ねます。

やがてOakley(オークリー)初の製品となる、モトクロスハンドグリップを完成。ゴム素材「アンオプタニウム」を使用したこのハンドグリップは、多くのライダー達から好評を得ました。

アンオプタニウムとは後にOakley(オークリー)を代表する特許素材のひとつで、汗などの水分を吸収することでさらにフィット感が増す素材です。

(画像引用:Oakley Innovation – History of Oakley | Oakley.com)

アイウェア業界への参入

「絶対に成功すると、常に信じていたよ。その理由は、私たちが自分たちのやっていることを信じて、誰も可能だとは思わないレベルを目指しているからだ」
(引用元:Oakley Innovation – History of Oakley | Oakley.com)

自分を信じることから全てが始まる。ジムの言葉からは自分への信頼、確固たる自信、そんな力強い印象を受けます。誰もしたことのない事をやる時、そのことが何より必要になってくる物かもしれません。

1980年、Oakley(オークリー)はハンドグリップの素材「アンオプタニウム」を使用して、モトクロス用のゴーグルの製造に着手することになります。そして、1984年には汗に強くフィット性に優れた画期的なサングラスを発売。それは優れた光学性能を持つだけでなく、トップアスリートの酷使にも耐えうるアイウェアでした。

(Photo: Some rights reserved by mugley)

今も受け継がれるOakley(オークリー)の精神

「そもそもルールなんて一体誰が作ったんだ?」
(引用元:Oakley Innovation – History of Oakley | Oakley.com)

私達が普段使う「常識」や「それが当たり前だから」といった、私達の周りに当たり前にある「ルール」によって普段見えなくなっている物もあるのではないでしょうか。時にはそれを疑ってみるのもいいかもしれませんね。「物理的に不可能から再検討する」がデザインコンセプトである、オークリーの製品開発からは、まさにそれを感じます。

様々な商品の開発途中で生み出されたテクノロジーは、今や世界で540を超える特許を取得。例えばその中のひとつ、Oakley(オークリー)特許素材O-Matter素材は、軽量で耐久性にも強いのが特長で、普通のプラスチック素材のメガネ・サングラスに比べ、熱に強く、夏場の車の中でも強い耐久性を誇ります。

ジム・ジャナードの力強い言葉に裏打ちされた、Oakley(オークリー)の揺るぎない商品の品質。是非一度、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

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