メガネフレーム選びにはチェックポイントがある!
今日のメガネフレームは様々な素材で出来ている。
そういったそれぞれの特徴を知ることで、メガネを選ぶ際に役立つ。
なので、まずはメガネフレームの素材選びから説明したい。
画像引用元(2create's photostream)
メガネフレームの素材は、メタルとプラスチックの2種類に大分される。
「メタル」はほとんどがチタンやチタン合金だが、他にもマグネシウムや18金など少々高価な貴金属もある。「プラスチック」はアセテートというのがほとんどで、セルロイドや超弾性樹脂と呼ばれる特殊なものもある。
素材そのものの重さ(比重)はプラスチックの方が軽いのだが、より細くできるメタルの方がフレームになったときの重さはやや軽いようだ。
もちろんのことながら、フレームデザインなどによって重さの印象も変わってくるだろう。そのようなことについて以下に、それらの特徴をまとめておくことにしよう。
視界を遮ることのない「縁なし」フレーム
このタイプのフレームはメタル製・プラスチック製のどちらにもある。
「縁なし」フレームの最大の魅力は、フレームが視界を遮ることのない解放感だ。
また見た目がスッキリするため、服装と合わせやすく、印象も明るくなるというのが魅力なようだ。
上半分にのみ縁があり、下半分には縁がない「ハーフリム」というタイプもある。こちらも、解放感や服装などとの合わせやすさに優れているため、人気が高くなっている。
このタイプのフレームの欠点としては、レンズに直接穴を開けたりナイロン糸で固定したりするため、強度に不安が残ってしまい、薄いレンズには不向きだが、レンズ厚をうまく調整することで問題は解決するだろう。
また、メガネのかけ外しの際には、余計な力が掛からないよう気を付けるようにしなければならないだろう。
弾力性があり、錆びることのない「チタン」フレーム
画像引用元(Di's Eyes' photostream )
現在では、メタル製フレームのほとんどがチタンで出来ている。
非常に弾力性があり、錆びるかもしれないという心配もいらず、細いデザインでも歪みにくい…とメリットが多い。その為、「チタン」はメガネのフレームに非常に適した素材だといえるだろう。
「チタン」にもいくつか種類がある。
例えば、ゴムメタルやβチタンといった、より弾力性に優れたチタン素材だ。
またチタン以外のメタル素材も、軽さ、錆びにくさは多少チタンに劣っているものの、チタンに準じる優秀な素材であり、ニッケルさえ含んでいなければ金属アレルギーの方も問題なく使うことができる。
このような特徴を持つ「チタン製」フレームをメガネ選びの選択肢にいれるのも悪くないだろう。
歪みにくく、耐久性のある「プラスチック」フレーム
画像引用元(glassesbydaniel's photostream)
プラスチックは成形が容易なため、デザインや色のバリエーションがとても豊富である。
その為、ファッションアイテムとしての利用が多いようだ。
重さはデザインによって異なってくるのだが、それ以上に、非常に歪みにくいので、掛け外しの多い老眼鏡用としても安心して使うことができるだろう。
このようにメガネフレームには、いくつかの種類と性質があり、それらの知識を持つことでより自分に合ったメガネフレームを選ぶことができるようになるだろう。そのためにも、様々なフレームに見て、触れてほしいと思う。
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