メガネ通販 Oh My Glasses × 株式会社アトリエサンク代表取締役外山雄一氏インタビュー#2

こんにちはメガネ通販Oh My Glassesインターンの山田です!

前回は外山氏が独立するまでについて書きましたが、今回は外山氏が情熱を注ぎ世に送り出すブランドについて掘り下げていきたいと思います。

外山様

山田

USHは一つ一つの品番にストーリーがあり、お話を聞けば聞くほど引き込まれてしまいます。
今回Oh My Glassesで取り扱いさせていただくことになったMarquistarr(マーキスター)も、噂ではかなりおもしろいコンセプトで創作されたとのことですが、ぜひお聞かせください。

外山氏

USHの立ち上げ時の2008年頃に福井で自分の製品作りに適した工場を探してました。
その際にとある工場の社長が悩まれていらっしゃったんですよね。その悩みというのが製品に消費者が見向きもしないということでした。だけど、僕がその製品をはじめて見たとき、なんかそのフレーム独特の存在感があったんです。うまく言語化できないのですが、存在感にオリジナリティがありながらコンサバとでも言うのでしょうか笑。この瞬時に感じ取ったユニークさと同時にアセテートの完成度の高さがまた良かったんです。

アセテートの柄、生地も独特でまさにこの製品の為だけ、というオリジナリティのあるものでした。

相反するものが共存している面白さ。

一見、柄がチープに見えるのですが、なんか絶妙なバランスでつじつまがあう感じがしたんですよね。

多分こんなアセテートの完成度の高さをもった製品が可能だったのは、きっと景気の良かった80年代だからだったんでしょうね。
で、このコンサバなんだけど、オリジナリティが出ている製品をデザイナーとしてほじくり返さないとだめだなあとチャレンジ精神が掻き立てられたんです。そこでリメイクをしようと決めました。マーキスターの誕生の瞬間です。
このブランドの特徴はワールドツアーというストーリーをコンセプトにして国旗をつかっているところです。各製品名に国番号を使っています。例えばお客様がGoogleで品番を調べた時に、リンクしてくれるように仕掛けをしました。
そして、かけ心地というテーマで現代のかけごこちとしてリフィニッシュで生まれ変わらせるリメイクをしました。
USHとは違いゼロベースではなく、完成された製品に自分たちの思いをマーキースターにのせる一種の再生プロジェクトでした。
マーキスターは昔のブランドテイストなのに、新しく見えるんですよね。
マーキスターはさらに今でも色々変化を遂げています。最初のスタイルとして、遠くから見ても分かる製品と言いましたが、次にそのオリジナリティを消すようにしました。そして次の段階を現在考えているところです。

外山様

山田

Oh My Glassesのお客様に勧める1本は?

外山氏

女性だったらオランダのマーキスター MQ-931ですね。
夏だと服装がシンプルになるので、ポイントになるアイテムとしてよいと思います。春先にかけても淡い色の服が増えると思いますので合うと思いますよ。
男性だったらサウジアラビアのマーキスター MQ-966ですね。サウジアラビアは一見派手ですが、かけた時に顔になじむと思います。オリジナリティがありながら、ベーシックでオススメです。

マーキスター MQ-966

マーキスター MQ-966

山田

Oh My Glassesのお客様に最後に一言お願いします。

外山氏

新しいOh My Glassesというスタンスで、新たなメガネの楽しみ方をネットだからこそ伝わる媒体だと考えております。そういった意味も含めて、メガネに興味を持っていただけたらうれしいですね。
また、僕の今回の記事を呼んで、デザインに興味を持って頂けたらうれしいです。
そして、お客様というより、デザインに興味をある人にむけてになりますが、東京からアイウェアのデザインを盛り上げたいと思っていますので、興味を持っている方がいましたら、僕のホームページからコンタクトをして下さい。

外山様

山田

外山様、長い時間インタビューを受けて頂き誠にありがとうございました。

目次

インタビューを終えて

非常にデザインに拘りをもっていらっしゃる方で、一つ一つのデザインにストーリー、仕掛けが沢山あります。実際に触ってみて、そのストーリーを感じてみるのも楽しいかもしれません。Marquistarr/マーキスターはOh My Glassesおすすめの1本です。

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